名刺を配らないなら、SNSで発信する

税理士 平林夕佳

新型コロナの感染拡大防止をきっかけに、必要性がない限り名刺配りをやめて1年経ちました。

 

新型コロナで、手渡しが嫌がられるようになった

まだ実験段階ですが、
去年から名刺の手渡しは、
必要性のあるときのみにしています。

新型コロナウィルス感染拡大防止の
観点から、現金での支払いに代えて
電子決済を利用する流れに
世間が動いたことがきっかけです。

私は呼吸器系の持病があるのため、
手洗い・うがいは意識して
一般的な方より感染防止に心がけているほうです。

しかし、取引先に菓子折りを持って行ったときのこと。

手提げの持ち手部分を、
人差し指と親指の2本の指で
つまむように受取られたときに、
コロナ以降、手渡しで物を渡すことは、
とても失礼なことになっていると気付きました。

ちなみに菓子折りは別の袋に入れて
持っていき、お渡しする直前に
新品の紙袋に入れてお渡ししましたが、
手提げの持ち手は持たないのが、
普通になっている頃でした。

かつてのビジネスマナーの基本、今は通用しないこともある

新卒入社した会社で、
ビジネスマナー講座を受講しました。
マナー講師が、電話の取り方、
名刺交換のしかたなどレクチャーしてくれました。

しかし、相手の都合を考えず電話したら
・今どき電話だよw
・効率の悪い人
・相手の都合を考えない人
・仕事ができない人
といった、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

電話と同じで、名刺を渡すことも
ビジネスマナーの基本から
離れつつあるような気がします。

名刺の手渡しによって、
相手が不快な思いをするようでしたら、
もはやビジネスマナーの基本には
当てはまらないのではないでしょうか。

名刺は個人情報だらけ、悪用されることも

さらに、開業して4年半経ちましたが、
開業当初に名刺交換したであろう、
すでに忘れていた方から、突然、
「名刺交換をした方に配信してます。」
と、メールマガジンが届いてしまうことがあります。

仕事の連絡用で使うメールアドレスを
メールマガジンに勝手に登録されるのは
良い気分ではありません。

名刺は個人情報であふれています。
自分の手から離れた個人情報が
どのように扱われているのかわかりません。

名刺に代わるSNSを活用する

名刺を配らないことで、
勝手にメールマガジンに登録される
リスクは無くなりますが、

同時に仕事を逃すリスクも付いてくることになります。

名刺を渡したその日に仕事の依頼が
無かったとしても、
何年か経ってから突然、仕事の依頼で
連絡が入る時があるからです。

そのため、名刺を持たないなら
名刺に代わる何かを持つ必要があります。

SNSやホームページで発信するのが良いでしょう。

名刺をお渡ししないからこそ、
SNSやネットに力を入れて
取り組もうと思うようになりました。

SNSやホームページを名刺代わりに
活用するのです。

ネットの場合、会わなくても人物像が
伝わるよう工夫しなくてはいけないし、
存在を認識してもらわないといけない。

まだ実験段階てすが、
名刺を配らなくなってから、
SNSやネットに意識して
向き合うようになりました。

注意点として、
身分証明書代わりに
名刺の提出を求められることがあります。
そのため、まったく名刺を持たないのは難しいので、
念のため、名刺は持ち歩いた方が良さそうです。

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