誰からも邪魔されない、自分だけの時間を確保する

税理士 平林夕佳

始業前の2時間は自分だけの時間、ゴールデンタイムです!

新橋駅前の桜田公園。朝の出勤前や昼休みに自分だけの時間をここで過ごす方を見かけます。
葉っぱが赤くお化粧して、とてもきれいでした。

早朝の2時間はゴールデンタイム

仕事に集中しているときに電話が掛かってきて、対応した後、ふと「何してたっけ」と仕事の手が止まってしまうことがあります。
朝は問い合わせの電話が多く、自分の仕事に取り掛かるまでに時間がかかってしまうこともよくあります。
今取り掛かっている仕事に集中できる、自分だけの時間はどうしたら確保できるでしょうか。

私は始業前の2時間を自分の仕事に集中する時間にしています。朝7時~9時は前日に来たメールの返信や、時間がかかる仕事は、9時までに終了させるのです。この時間でしたら誰からも電話が掛かってこないですし、集中できるからです。

独立開業した今ですと、10時頃から研修が入ったり、外出が入ったり、独立したら独立したで自分の時間を確保することが意外と難しいと思いました。

税理士受験生時代は、勉強時間に充てていた

私が税理士資格を目指した時期が、既に働いているときでしたので、私は仕事をしながら税理士試験の受験勉強をしていました。
最初に勤務した個人の税理士事務所は残業が無く、終業時刻が来ると定時で帰宅することができました。
そのため税理士試験の受験勉強の時間確保に困ることはありませんでした。

しかし、その後の転職で他の税理士事務所へ勤務したら残業が多く、大原簿記学校へ通うのも困難になってしまいました。
税理士事務所は繁忙期と閑散期の差が激しく繁忙期に受験勉強から脱落してしまう受験生が多く見受けられます。

私は独立開業するために税理士資格を目指したので、ここで脱落してしまっては初志貫徹できません。
食らいついてでも資格を取らないと、スタートに立てないのです。
そこで、自分の自由になる時間を確保しなくてはならないことから、始業前の2時間を勉強の時間に充てることで繁忙期を乗り切りました。

受験生時代の習慣が、今も役に立っている

受験生時代は4時30分に起床し6時過ぎに出勤。職場近くのスタバに朝7時の開店と同時に入店します。
朝一番に入店するメリットは、お気に入りの席を確保できるところです。

スタバで毎朝「計算の総合問題を1題解く」ことを出勤前の課題にしました。総合問題は80分程度の時間が掛かるので、総合問題を解くのにまとまった時間が必要だったからです。

毎日、早朝に起きて出勤前に勉強するのはつらいですが、この経験が今でも仕事にいかされています。

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