「一流」は決断が早い、「三流」は思い付きで行動する

税理士 平林夕佳

一流は決断が早い、三流は思い付きで行動することに気が付きました。

亀田製菓の「山椒味せんべい」。ピリリと痺れる辛さの山椒がなんとも美味しく、癖になりました。

思い付きで行動すると、良くないことが次々に起こる

「人生、決断力が早い方がうまくいく」とか「悩むと良くないことばかり考えてしまうから、結果的に失敗する」などと聞いていたので、選択を迫られる時はなるべくその日のうちに、「思い立ったが吉日」という気持ちで行動してました。

しかし、「早い決断」、「即決」、「思い立ったが吉日」と、なる早で結論を出した結果、後で「あの選択は間違ってた」と思うことが多々ありました。

その時はよく理解していませんでしたが、よくよく考えると私の行動は「決断力が早い」のではなく「思い付きの行動」だったのではないか?と、反省してしまいます。

「一流」は決断が早く、「三流」は思い付きで行動する

ここで、決断が早い人と思い付きで行動する人の違いです。

私は今まで「思い付きで行動する人」だったので、出した結論がマイナスの結果に終わると「あの時、もう一つの選択をすれば良かった」と思うことがよくありました。

決断力が早い人というのは、常に頭の中で自分の考えをシミュレーションしており、決断を出す時は既に長い時間を掛けてよく考えた結果であって既に結論はストックしてある状態なのです。

そのストックしてある結論を、機が熟した時に出しているだけですが、傍から見ると「決断力のある人」に見えるのでしょう。

一方、思い付きで行動する人は、何かの案件について特に頭の中でシミュレーションなどしておらず、その場でぶち当たった都度、即決しているだけなのです。

長期にわたって頭の中でシミュレーションをしたり、専門家に相談したりせずに、その場で独自の判断で決断してしまうので、うまく行くはずがありません。

大きな決断は思い付きで決めず、いったん持ち帰って考える

家を建て替える、転職するなど、人生の節目に大きな決断を迫られることがあります。

家を建て替えたい時は、どういう家を建てると快適で生活に彩が出るのか、転職したらどいういうビジネススキルが身に付くのか、思い付きで行動するのではなく、よく考えた方が結果としては良い方向に流れるような決断があります。

このような場面では「即決すれば運に恵まれる」とは限りません。

家を建て替えるにあたり、将来的な相続のことも考えて家を建て替えるのでしたら、やはり税理士に相談しておくことも重要です。

友人や顧問先様からは、人生の大きな決断について、「税理士に関係無い内容だな」と思う相談を受けることがありますが、話を聞いていると、意外にも税金に絡む話が出てくることがあります。

人生の大きな決断は、思い付きで行動しない・すぐに結論を出さない、いったん持ち帰ってよく考える、専門家に相談する、同じような経験をした人の話を聞くなど、多方面から情報を集めてシミュレーションすることが大切です。

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