飲み会、忘年会をうまくスルーする方法

「忘年会スルー」この言葉を今年初めて知りました。

2019年12月13日、東京税理士会麻布支部の忘年会にて(於 国際文化会館)。

忘年会も仕事のうち

会社主催の忘年会の位置づけは、普段仕事の話しかしない人とお酒を囲んで仕事以外の話で交流し、
相手を理解して仕事上のコミュニケーションを取りやすくすることを目的にしているのではないかと思います。

昔の会社のイメージですが、「社員は家族だから、ライベートも把握したい」という社長の考えがあるのかもしれません。
社長としては、働いている社員と社員の家族が路頭に迷わないために経営する責任があります。
社員と社員の家族が生活に困らないために社員のことを考える、ある意味、社員は家族のようなものです。

しかし社長(上司)の社員(部下)への思いだけが一方的ですと、社員(部下)としては「重い」「プライベートは社長(上司)と話をしたくない」になってしまいます。

独立開業したら、忘年会は無くなるのか

会社員時代は強制参加の忘年会、飲み会でしたが、独立開業したら同業者の会の飲み会・忘年会があります。職業によって同業者の会や同好会、グループがあると思うので自然とグループ同士の忘年会が企画されるでしょう。

独立開業当初、自分一人の事務所ですから忘年会など無いと思っていたのですが、いろんな会からご招待を受けました。同業者の会のみならず、趣味の勉強会やサークル、地域のコミュニティ、仕事関係の異業種の交流会などです。最初は仕事に繋がる情報が入るかもしれないという気持ちで参加していました。しかし、参加するたびに毎回嫌な思いをする集まりもあります。

趣味のサークルの飲み会でも、なぜかそこにヒエラルキーが存在して(趣味の集まりなのに、なぜピラミッドになる?)、説教されたりマウントするような質問をされたり。説教も、一対一での説教ならありがたいお言葉として耳を傾けるのですが、大勢いる場で周りが引いてしまうような説教ですと、周りに迷惑を掛けてしまうので次の参加は考えてしまいます。結果、このようなことが予想される会・集まりは参加しないと決めました。

独立開業したときは、暇にしているなら人に会って少しでも仕事のチャンスに繋げたいという思いで参加するようにしていました。しかし自分を否定されるような言葉を浴びせられる飲み会でしたら、せっかく「頑張ろう」と思っている気持ちの足を引っ張られるだけなので、何のプラスにもなりません。

断る時は、理由を付けない方がいい

行きたくない飲み会は、理由を言わないで断ることにしてます。いくつか日程を提示されて「都合の良い日を教えてください」と言われても、「私は不参加でお願いします」と伝えてます。

仮病を使って「風邪気味だから行きません」とか「その日は習い事があるので行きません」だと、風邪が治った時、習い事が無さそうな曜日の日にまたお誘いが来ます。

実は、断る方も気を使うので、精神的に負担が掛かることはなるべく遠ざけたいものです。お互いに嫌な気持ちにならないために、理由を付けずに断るということが重要です。

理由が無く断っていれば、相手もこちらが行きたくないから断っていると察してくれるので、だんだん飲み会のお誘いが少なくなっていきます。

★まとめ★
飲み会、忘年会を断りたいときは、理由を付けずに断れば相手は察してくれてお誘いしなくなります。
会社の飲み会は半ば強制的ですので、嫌だと思ったら自分が上司になったときに、仕事が終わってからではなく、ランチ会などに変えると良いと思います。

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