人にどう思われるかより、自分がどう思うかが大切

税理士 平林夕佳

こんなこと言ったら周りにどう思われるか、こんなことしたらみんなにどう思われるか、
そんなことより自分がどう思うかの方が大切です。心の声に耳を傾けましょう。

 

2020年2月から、パスポートのデザインが日本を代表する日本画になったので、有効期限切れのパスポートを新規申請しました。

 

人からどう思われるかを気にしていた時があった

学生の頃は、「こんなこと言ったら、周りから変な人と思われるかも」と、自分の言動で人から変な人だと思われてしまうことをとても気にしてました。

幼少のころは体が弱く、ぜん息で体育の授業を休むことが多かったので、みんなが嫌がる体育の授業で「ずる休みしてる」などと言われたことが原因だと思います。

「ずるい」と言われるのが嫌だったので、発作がある時に無理して体育の授業に出たら寝込むほどの発作が出てしまい、何日か学校を休むはめになったこともありました。

そのような経験があったせいか、学生の頃は、周りにどのように自分が思われているのかをひどく気にする性格だったように思います。

誰からも好かれる人なんていない、ましてや自分が嫌いな人からまで好かれるのは無理

日本人の特徴は協調性を大切にする国民性ですから、とにかく周りに合わせて波風立てず、いかに周りに迷惑を掛けないで生きていくかを重要とする国民性だと思います。

そのせいか、「こんなこと言ったら、変な人だと思われて浮いてしまう」と、周りを気にして毎日を過ごす方が多いのです。

時には自分が嫌いだと思っている人からも「自分がどう思われているか」を気にしている方がいます。

あなたが嫌いだと思っている人からどう思われるかを気にするのは、気にしている時間がもったいないと思ってしまいます。

相手は自分の気持ちを映す鏡、あなたが嫌いだと思っている人から好かれることはありません。

嫌いな人からどう思われているか、悩むだけ時間の無駄です。あなたが世の中の全員から嫌われるようでしたら人間性に問題がありますが、そうでない場合はただの「合わない人」ですので、気にしないでスルーしましょう。

嫌いな人からどう思われるかを気にしなくなっただけで、気持ちの半分は軽くなります。これができるようになったら、「自分が何をしたいか」「自分がどう思うのか」、自分を主体にして物事を考えることができるようになってくると思います。

自分が思うほど、周りはあなたのことを気にしていない

人に迷惑を掛けるわがままは良くありませんが、人に迷惑を掛けないわがまま、我慢しない生き方は周りにも良い影響を与えます。

今や昔の価値観が通用しない世の中になりつつあり、自分のやりたいことが仕事になったり、個性を出すことで周りに良い影響を与えることができる時代になったと思います。だからこそ、こんな時代に生きていることがチャンスですので、自分がどう思うか、もっと自分の気持ちに向き合って、自分の心の声に耳を傾けて欲しいと思います。

周りの目を気にしすぎて自分の意見が言えないという時代は終わりました。周りがどう思うかより、自分がどう思うかの方が大切です。

実は、周りはあなたのことを、自分が思っているほど気にしてくれていないのです。自分が周りからどう思われているのか気になるのは、自分のことを一番好きなのが自分だからです。大好きな自分のことをもっと尊重してあげましょう。

★まとめ★
相手は自分を映す鏡、自分が嫌いだと思っている人から好かれることはありません。
嫌いな人からどう思われているか、悩むだけ時間の無駄です。
周りからどう思われるか気にしても、周りの人はあなたのことをそれほど気に掛けていません。
周りからどう思われるか気にするより、自分がどう思うかの方が大切です。

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