災害時の備え。感染症対策に学ぶリスク管理

Bericht und Foto 税理士 平林夕佳 gemacht.

日本は自然災害が多い国、地震・台風の自然災害に備えた対策を国は行っていますが、
今回のコロナウィルスの件で、ウィルスについては対策が脆弱だったことがわかりました。

 

「東京くらし防災」。都内の図書館などに置いてあり、無料で配布されています。

災害に備える、地震や台風だけが災害ではない

中国の武漢市を発端としたコロナウィルス。中国は武漢市の交通を遮断し、封鎖に踏み切りました。日本では小学校の一斉休暇が決定し、保護者や学校関係者は突然の決定に対応に追われているようです。

呼吸器にダメージを与えるウィルスとしては、2003年のSARS、2010年のMERSが流行し、日本でもウィルスの危険性が報じられました。

日本への感染拡大が懸念されましたが、幸いにも日本での感染は確認されず、海外からのウィルス対策は宙に浮いた状態で、議論は後回しにされてきた印象を受けます。

インバウンドが増加する一方で、訪日外国人の対応が遅れ気味

2010年のMERSは日本での感染例は確認されませんでしたが、10前と現在とでは状況に変化が起こっています。

まず、中国人が裕福になり、日本へ旅行に来る人が格段に増えたことが挙げられるでしょう。10年前だと、日本に観光旅行で来日できるのは、一定の要件をクリアした中国人に限られていました。

しかしながら、2015年には中国からのインバウンドを期待してビザ発給が緩和されたので、一気に中国からの観光客が増えました。

海外への旅行先でも、中国人団体ツアーによく出くわします。裕福になった中国人は、国内に限らず様々な国に海外旅行へ行くようになりました。

2010年のMERSは水際対策ができたかもしれませんが、世界が繋がっている現在での水際対策は、よほどの対策を打たないと封じ込めは難しいのではないかと思います。

自然災害だけでなく、ウィルス感染症に備えた防災を心掛ける

海外のレポートで、出所がどこか忘れてしまいましたが(確かイギリスかアメリカだった気がします)、「ビジネスをする上で、リスクが高い国」として日本が上位に上がっていた記憶があります。

5年ほど前のレポートです。理由は、地震・台風・火山などの自然災害が多く、先進国の中でも自然災害によるダメージが大きい国ということで日本が上位に挙げられていました。

近年、年に2~3回は大きい地震や豪雨、台風で各地で災害が発生しています。

今年の確定申告(令和1年分)では、千葉県の豪雨災害に対する雑損控除の問い合わせが多く、東京も他人事ではないと危機感を持っていました。

そこへきてコロナウィルス。1月の報道では「コロナウィルスに罹っても心配ない」「日常生活を普通に過ごすように」と報道されていましたが、2月に入って状況は一変しました。

まずは、うがい・手洗い、消毒、人混みに出かけない、満員電車に乗らない、マスクをする(自分が感染していた場合、人に感染させないため。マスクは手作りで対応できます)、など、いくら「コロナウィルスは心配ない」と報道されていても、感染の予防を心掛けることに越したことはありません。

小さな子や高齢者、持病のある方にとっては脅威です。ちなみに私は呼吸器系が弱く、重症化すると意識して息を吸わないと呼吸できないことがあります。息を吸うのに体力を使うので、体の弱い高齢者や小さい子が罹患したら大変だと思います。

感染の予防は、自分の身を守るだけでなく、社会インフラを保つためにも必要だと思いました。

 

これは近所の業務スーパーで。業務スーパーのブランド「紙パック入りスイーツ(杏仁豆腐・水ようかん)」が美味しそうだったので、出かけてみました。

店では商品の棚がスカスカ。

業務スーパーといえば輸入品が多いので、なるほど中国からの輸入がストップしているからかと思いましたが、どうやら客による買い占めが発生しているようです。

近所の日用品を購入するスーパーでも、日持ちするパンやせんべい、お菓子コーナーの棚がスカスカでした。

「危ない」と言われだしてから備えるのではなく、危機に備える対策を日ごろから心掛けることが大切です。

冒頭で紹介した画像、「東京くらし防災」は、東京都内の図書館でもらいました。イラスト入りで

1.災害に被災する前の対策
2.災害発生時の対応
3.被災後の暮らしのイメージ

が、読みやすく書かれています。

ウィルス感染を含めた災害対策を日ごろから心掛け、災害発生時の仕事についても対策を立てておきましょう。

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