投資で成績の良い人の属性。iDeCo・積立NISAがぴったりか

税理士 平林夕佳

投資する時に気になるのは投資リターンです。カリスマ投資家の手法を真似することより、iDeCoや積立NISAが一番かもしれません。

 

投資成績が良かった人の1位は「亡くなった方」

新型コロナの感染拡大で日経平均が急落し、「リーマンショックの再来か」とまで言われていた株価は3月のうちに上昇に転じました。

日経平均については、来年は3万円を付けるだろうと言われています。

新型コロナで実体経済が芳しくない一方で、株式相場は沸いています。

この魅力的な株式相場にあやかろうと、今まで投資をしたことが無い方ですら、2020年から証券口座を開いた方が多数いらっしゃったようです。

個別銘柄の株の基本は、下がった時に買い、上がった時に売って利ザヤを稼ぐものです。

「デイトレーダー」と言われる投資家は1日に何度も売買を繰り返し、株で利益を得ているのです。

デイトレーダーのように株価ボードに張りつく時間があれば良いのですが、普通の人にその時間はありません。

しかし、意外な事実を知ってしまいました。

 

 

フィデリティが調査した10年間で、投資パフォーマンスの良かった方の1位と2位は

1位、亡くなっている人
2位、運用しているのを忘れている人

だそうです。

つまり、「売買を繰り返さずに、放置した人」の運用パフォーマンスが良かったということです。

個別銘柄を動かすより、素人は投資信託やETF

個別銘柄の株をチャートに張り付いて売買することができれば、それなりにパフォーマンスを上げることはできるでしょう。

しかし、経験や知識が無い素人が、個別銘柄で株価チャートに張り付いて売買してしたところで逆に損失を出す可能性の方が高いのかもしれません。

そして、本業が投資家では無い方にとっては、時間の無駄で終わってしまいます。

そのような方に対して、時間をかけずに知識が無くてもできる投資が、投資信託やETFです。

投資信託やETFだと、投資の専門家が投資先をいくつか組み合わせてファンドにして運用してます。

個別銘柄の株がハイリスク・ハイリターンだとすると、投資信託やETFはローリスク・ローリターンです。

さらに、投資信託やETFは頻繁に売買するものではなく、一度投資したら基本は放っておくものです。

放って置いても、投資家が預かって運用してくれています。

放ったらかし投資なら、iDeCoや積立NISAがお勧め

節税対策として、iDeCoや積立NISAをご存知の方が多いと思います。

iDeCoは自分で投資先を決めて拠出する確定拠出年金のことで、毎月一定額を将来受取る年金の掛金として拠出します。

iDeCoは所得税(及び住民税)の節税、積立NISAは運用益が非課税となる制度です。

iDeCoと積立NISAは、個別銘柄の株のように売買を繰り返さないもののため、長期投資に向いています。

ETFや投資信託で運用しようと思っている方は、iDeCoや積立NISAを利用して節税効果を狙いつつ、将来の資産形成を目指すことをお勧めします。

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