お金を貯める。収入以上に使わない、長期のローンを組まない

税理士 平林夕佳

お金が簡単に貯まる誰でもできる方法は、収入以上に使わない、必要の無いローンを組まない、それだけです。

東京駅構内にあるショッピングストリート。駅から出ないでお土産が選べます。

お金を貯めたいなら、「ちょっと我慢」を繰り返す

簡単なことですが、「給料以上にお金を使わなければ、手元にお金が残る」

ただそれだけです。小学生でもできます。

しかし「お金が無い」「給料日までピンチ」になってしまうのは、手元にあるお金以上に使いたいという欲望に負けてしまうからではないでしょうか。

高校生の時、いつも「お金が無い」「今月ピンチ」と、口癖のように言っていた同級生がいました。

アルバイトをしてるのに、なぜそんなにお金が無いのか行動を観察したことがあります。

すると、コンビニに一緒に行った時に「財布を教室に忘れたー、教室に戻ったら返すから、500円貸して」ということが頻繁にある人でした。

教室に戻るとすぐに500円を返してくれるのですが、小銭を使っているせいで「何に使っているのかわからないけど、お金が無い」になっていたようです。

財布を忘れてコンビニに行ったら、人から借りてまで、アイスやお菓子を買わない

欲望に勝てるかどうか、我慢できればお金は貯まります。

1ヶ月あたりのコストでメリットが得られているか

まだ税理士の資格を取る前に、税理士事務所に勤めていた時に感じたのは、職場の同僚はお金にしっかりしている人が多いということです。

友人から「税理士事務所で働いている人は、お金の管理がしっかりしているイメージがある」と言われたことがあります。

税理士事務所=税金を扱う=お金にシビア

という図式になるのでしょうか。

税金とお金はあまり関係ないと思いますが、試算表(売上・経費、財産の一覧表)を眺めて考えるのが仕事ですから、無意識のうちにお金についてシビアになるのかもしれません。

お金の管理で話を聞くと、投資をしたり、家計簿アプリを使っていたり、お金の管理がしっかりしている人が多かったと思います。

売上、収入、経費、支出、預金残高、現金有高が、頭の中でグルグルしてますから、私の場合、プライベートで物を買う時も、結構、シビアです。

仕事に関係の無い物を買う時は、

①支払い代金
②買ってから使えなくなるまでの期間

①÷②をやって、1ヶ月あたりのコストを計算します

1ヶ月あたりのコストほどメリットが無いと判断したら、欲しいと思っても棚に戻します

長期のローンを組んだり長期の契約をしない

収入以上にお金を使わなければ、お金は貯まります。

これを言うと、究極の当たり前、誰でもできる、誰でも知っていること、私がわざわざ言わなくてもわかっていることです。

家や車をローンで買う相談を受けることがありますが、長期のローンを組む時は直観や感覚、持ってきた営業の人が「お勧め」と言ったからという理由で契約しないで下さい。

家や車がどうしても必要で、必要性があるから買うという理由なら賛成です。

しかし、自宅や趣味で使う車は収益を生み出さない物のため、投資とは言えないでしょう。

また、生命保険契約などは長期のローンではありませんが、一度契約すると解約しずらく、長期にわたって保険料を支払うことになります。

社会人になったから生命保険に入る、みんなが生命保険に入っているから入る、などという理由で、簡単に決めないようにした方が良いと思います。

投資とは言えないものにお金を払い続ける、その支払いが収入より多くなってしまっては、いつまでたってもお金は貯まりません。

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