アイデア×SNSで大人気、八百屋が作った豪快フルーツサンド
税理士 平林夕佳
愛知県岡崎市にある地元の八百屋(ダイワスーパー)。インスタ映えする「フルーツサンド」で全国区になりました。
ダイワスーパーのInstagramより。
フルーツ丸ごと、夢のようなサンドウィッチ
テレビ東京のワールドビジネスサテライトでは、「The 行列」という特集を放送しています。
行列ができる店、商品を特集して紹介してくれます。
以前、「The 行列」で、地方の小さなスーパーが売るフルーツサンドに大行列ができている、と特集していました(テレビ東京、ビジネスオンデマンド 参照)。
三角形に切ったサンドウィッチの断面から、丸ごと入れたフルーツがゴロゴロ入っているのがわかります。
フルーツが丸ごと、しかもサンドウィッチからはみ出るほど入ったフルーツサンド、誰でも一度は食べてみたいって思いませんか?
八百屋の目利きを活かして、社長自らフルーツを仕入れ
コンビニやパン屋さんでフルーツサンドが販売されているのは、何度も見たことがあります。
しかし、主役であるはずのフルーツが、薄~くスライスされていたり、
小さく切ったものがちょこっと入っている、パンが主役のフルーツサンドしか見たことがありません。
「今日はフルーツサンドだ!」と思える商品を、今まで見たことがありませんでした。
ダイワスーパーのフルーツサンドは、見た目の豪快さだけでなく、フルーツの品質にも自信を持っているようです。
社長が自ら市場で買い付けをしているので、フルーツの品質も折り紙付きでしょう。
見た目にも豪快で、しかも美味しければ、フルーツサンドが口コミで広がるのは明らかです。
SNSやネットを駆使したメディア戦略
どんなに美味しいものを作っても、宣伝しなければ売れません。
ネットが発達する前は、広告代理店に宣伝してもらう方法しかありませんでした。
しかし今や、見栄えの良い写真を拡散したいときはInstagram、発言を拡散したい時はTwitterを使えば個人で情報を発信することができます。
ダイワスーパーの大山社長はまだ20代で、SNSに慣れている世代なんでしょう。
良い素材を使うだけでなく、SNSを駆使して売り方にもこだわっていました。
「丸ごと1個のフルーツが入っている」フルーツサンドを隙間無くショーケースに並べ、撮影したい人は、開店前にフルーツサンドを自由に撮影することができます。
この撮影タイム、何のためでしょう?
勘の良いあなたは気付いていると思いますが、「お客さんに宣伝してもらう」ための撮影タイムなんです。
お客さんによって撮影された写真はすぐにSNSに上がり、それを見た方が買いに来る。
SNSを使えば、戦略や工夫は必要ですが、効果的な宣伝手段になります。
愛知県岡崎市にある地元の八百屋さん、ダイワスーパー。
仕入れた商品をそのまま売っても利益にならないと、三代目社長が始めたフルーツサンドは、全国で4店舗(2020年12月現在)に増えたようです。
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