どっかで読んだブログの税の記事、それが正しいかどうか質問されても

税理士 平林夕佳

税理士ではない人が書いた税金に関するブログ記事で読んだのですが、これは正しい情報ですか?という質問をたまに受けることがあります。

銀杏の葉が黄金色に輝く季節になりました。

発信者不明の情報は、鵜呑みにしない

ブログやSNSで、誰もが情報を発信できるようになりました。

誰でも簡単に情報が発信できるため、誤った情報や意図的なフェイクニュースも簡単に発信されてしまいます。

以前、大きな地震が起きた時に「動物園のライオンが逃げた」とツイッターで写真付きでつぶやいた人がいました。

そのつぶやきを目にした人が事実かどうか検証せずにリツイートしたため、あっという間に日本中に「ライオンが逃げた」という情報が拡散されてしまったという事件があります。

街を歩いているライオンの画像をよく見ると、明らかに背景が日本ではなく外国の写真だったようです。

その日は地震で被災した地区の動物園に「ライオンが逃げたのか」問い合わせの電話が殺到し、地震の対応ができないほど迷惑したようです。

このように、ネットに流れている情報はフェイクニュースで溢れています。

発信者が誰かわからない情報は、「読み物」程度にとらえておくと良いでしょう。

税についての質問は、税の専門家から情報を得る

ブログで税のことを書いている人がいて、その内容が正しいのかどうか教えてくださいという相談を受けることがあります。

質問を聞くと、まず、ブログの内容の一部分だけ切り取って質問してくるので、その切り取られた文脈の前後を読まないと判断しかねてしまいます。

そもそも、質問している方が文脈を理解していないため、質問したいことがよくわからない質問になっていることがあります。

まず、ブログ記事については、ジャンルを問わず全て「読み物」と思ってはいかがでしょうか。

商売をやっていて税金について質問したいことがあったら、税について税理士に相談できる無料相談があちこちで開催されていますので、その機会に自分が思った疑問点を質問すると良いと思います。

東京税理士会の納税者支援センター

東京税理士会には「納税者支援センター」を設置して、普段、税理士に関わることが無い一般の方や、小規模事業者の方から税に関する質問を受付けています。

今は新型コロナウィルスの影響で、電話による相談が多くありますが、対面でも相談を受け付けています。

また、東京税理士会に限らず、区役所などで税に関する相談会を定期的に開催している自治体があります。

さらに11月は「税を考える週間」がありますので、その時期に無料相談会を開催している税理士会支部も多くあります。

こういった無料相談会が時々開催されていますので、発信者不明のネットの情報を頼るまでもなく、税理士に直接聞くことができます。

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