お人好しは経営者に対して、誉め言葉かどうか

「あの人はいい人」と言われるのは誉め言葉。でも、いい人とお人好しは違うのかもしれません。

乃木坂にある乃木神社にて。自分の気持ちに勝つ、という思いを受取りました。

お人好しのプラスの意味

お人好しとは、優しすぎる人、人を疑わない人、素直な人というイメージを持っている人が多いと思います。
優しいし素直な人というといい人ですが、それが行き過ぎると、お人好しと言われてしまうかもしれません。

お人好しとは、優しすぎる、人を疑わずに素直な心を持っているなど、友達にするには良い人が多いです。
しかし、お人好しが行き過ぎると、騙されやすい、人に流されやすいという印象を持たれてしまいます。
お人好しは、知り合う人がいい人だと良い関係が築けますが、ずるい人や人に付け込もうと企んでいる人からは、格好の餌食となってしまいます。

お人好しかどうか、チェック項目

自分はお人好しで損をしていると思う人は、以下の項目に当てはまっているかチェックしてください。

①引き受けたくない依頼でも、断れない
②人に振り回されやすい
③甘えてくる人を断ち切れない
④遠い縁の人でも、お祝いや香典は欠かさず渡してしまう
⑤商品など勧められるがままに購入・契約してしまいがち

どうでしょうか、①~③に当てはまるという人は多いかと思います。ここまででしたら問題ないのですが、④、⑤も当てはまってしまうようですと要注意です。
④について、あなたが経営者でしたら、多少縁の遠い取引先やお客様にもお祝い・お香典、粗品などを送ることはあるかもしれません。意識して渡しているようでしたら問題ないことになります。

経営者はお人好しの方がいいのかどうか

お人好しの特徴を検索すると、優しい、素直、誰とでも親しくなれる、打ち解けやすい、人に対して甘いなどという特徴が出てきます。これはある意味経営者にとって必要な要素かもしれません。

「お人好し」で検索して出てくる特徴を読みながら、自分が関与先様とお話した後にできなかったこととして反省する点ばかりですので。

経営者としては持ち合わせていると、お客様や同業者から好かれる経営者になれると思います。

しかし、それが行き過ぎてしまうと騙されやすい人になってしまいます。経営者にとって重要なのは、売上を上げて利益を出すことですが、お祝いや香典を誰にでも渡していたら、それだけ利益が圧迫されてしまいます。
さらに、営業から勧められるままに会社の備品など購入していては、利益が出ないどころか赤字に転落してしまう可能性もあります。

お人好しは愛されキャラになれるので、経営者には向いているかもしれません。しかし、お人好しが過ぎては、お金の管理の面で使い過ぎてしまったり、騙されてしまうことに繋がるため、経営の面では気を付けることがあります。

 

★まとめ★
お人好しは人から好かれる要素をたくさん持っているので、経営者にとって必要な要素ではあります。
しかし、お人好しが過ぎてお金の管理がゆるくなると、騙されてしまう可能性があるので、注意しましょう。

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