高級品である必要はなく、新しいモノを身に付けることの大切さ
税理士 平林夕佳
モノが無い時代は使えるまで捨ててはいけなかった。今は時代の流れに乗って身に付けるモノを選ぶ時代。
使い込んでくたびれた財布や定期入れを身に付けてはダメ
税理士試験のための簿記学校へ通った頃、同じクラスで学習していた40代の男性受講生が、
「〇〇さん、あなたの年齢でこんな使い古した財布や定期入れなんか持ってちゃだめ。今、安く買えるでしょう?
高級品を買う必要はないから、新しいモノを身に付けてどんどん捨てなさい。まだ使えるという発想でモノを身に付けていては信用がない。」
と、女性の受講生から持ちモノのことで指摘されていました。
高級品を買う必要はなく、手頃な価格のモノで良いから新しいモノを持つ、ビジネスマンならなおさらと信用がないと言っていました。
使い込んだモノを身に付けるのは、ビジネス上の信用を失いかねない
前回のブログで祖母が「まだ使えるモノを捨ててはいけない。戦争の時はモノが無くて困った」と言っていたことを紹介しました。
まだ使えるものを捨てるのはもったいないと感じるのは理解できます。しかし、モノが無い時代と、モノをファッションとして身に付ける時代を同じ目線で見てはいけないと思います。
さらにテクノロジーが日々進化する現代で、まだ使えるからという目線でくたびれたモノを身に付けることは、ビジネスの上でもマイナスのイメージを相手に与えてしまいます。
支払のときに、使い込んでくたびれた財布が出てきたら、新しいサービスやテクノロジーを身に付けることができない人という印象を与えてしまう恐れがあります。
電話機やFAXが「まだ使える」と言って、メールを使わずに電話で押しとおすタイプなのだろうか、と一瞬ですが頭をよぎります。
モノは大切に扱う、しかしまだ使えるという発想は捨てる
品質の良いモノでしたら、修理やメンテナンスに出すと、レトロな雰囲気を出した素敵なモノに変身することがあります。
使い込んだモノが一概に悪いというわけでは無く、質の良いものでしたら定期的にメンテナンスすることで深みのある新品に変わります。
そのためモノを粗末に扱うということではなく、手入れをして大切に使っているモノなら、人に良い印象を与えるでしょう。
しかし、くたびれたモノを「まだ使える」からと身に付けるのは、時代遅れの人、新しいモノを取り入れることができない人という印象を与えてしまいそうです。
時代の波に乗ることができない人、新しいテクノロジーを取り入れることができない人と思われないために、高級品である必要はありません、新しいモノを身に付けるようにしましょう。
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