慣れほど怖いものはない、ミスや事故は慣れた時が一番危ない

税理士 平林夕佳

連日の新型コロナウィルス報道に慣れてしまったのか。ミスや事故は慣れた時が一番危ないので慣れほど怖いものはありません。

ゲートシティ大崎、地下1階のフリースペースは、今も椅子が撤去されたままです。

2度目の緊急事態宣言が発出されたが、春の時と違う

去年の春に発出された緊急事態宣言から約10ヶ月経ち、先日、2度目の緊急事態宣言が発出されました。

去年の春は、欧米で新型コロナによる死者数が日に日に増えていたので、日本も欧米の二の舞になってしまうのではと恐れられていました。

当時は、まだ新型コロナウィルスがどういうものかわからないため、とりあえず緊急事態宣言が発出されたのかと思います。

あの時は図書館を利用したくても、図書館が閉館してますし、

ならば本屋へ行ってみると、本屋が閉まってて、購読している雑誌が買えずに本当に困りました。

しかし今回は、本屋は営業の制限を受けていないようですし、

日税研図書室は、今のところ休室の予定は無いようです。

ちなみにこの記事に掲載した写真は、日税研図書室の隣にあるゲートシティ大崎の地下一階です。

日税研図書室を利用したあと、ここのフリースペースでまったりして帰るのがささやかな楽しみでしたが

フリースペースが閉鎖されているのが残念です。

同じことを繰り返すと、「慣れ」が出てくる

今回制限を受けるのは、飲食店やライブハウス、カラオケボックスなどの「飛沫感染」の恐れがある店舗の営業時間短縮のようです。

飛沫感染の恐れが無い店舗は大きな影響が無いようなので、一人一人が自覚をして、行動をわきまえた上での緊急事態宣言だと思います。

しかし一方で、感染しても無症状の人が多いと言われているせいか、「慣れ」のような空気も感じてます。

つい最近まで、一人で立っていられないくらい酔っぱらった人が車両に何人もいる時がありました。

電車の床で、座り込んで寝ている人もいました。

床に座り込むことで、新型コロナウィルスが体中に付く心配してしまいましたが…。

ぐでんぐでんに酔っぱらって、電車の床で平気で寝てしまうのは、「新型コロナウィルスに対する慣れ」から来ているように思います。

慣れほど怖いものはない、ヒューマンエラーは慣れから引き起こされる

新卒で入社した時、周りから「もう慣れましたか?」と、よく聞かれました。

慣れない環境や仕事で、毎日くたくたになりましたが、慣れてくると、仕事もどんどんこなせるようになりますし、

精神的にも楽になってきたものでした。

そのため新入社員には「早く慣れてください。」と、応援の意味でご挨拶することがあります。

しかし、慣れは良い面と悪い面が表裏一体です。

単純作業でのミスや、チェックの見落としなどのヒューマンエラーは、「慣れ」から来ています。

単純作業で怖いのは、「慣れ」によるミスの誘発です。

チェックの見落としも、慣れからくるものです。

仕事や環境に慣れるのは良いことですが、慣れてしまって注意力が散漫になった時が一番危険です。

・長時間の単純作業はしない
・チェックリストを作成し、一つずつ確認しながら進める
・席を立って気分転換する

など、ヒューマンエラーを避けるために「慣れ」を排除する工夫をしてみましょう。

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