大掃除でバンバン捨てた。迷ったら捨てた。

税理士 平林夕佳

梅雨が明けたので、断捨離、つまり大掃除をして使っていないモノをバンバン捨てました。

モノが捨てられない家庭

子供の頃からモノを捨てるときに、常に罪悪感がありました。

祖父母は戦争経験者で東京大空襲など経験していましたので、戦争でモノが手に入りにくく「欲しがりません勝つまでは」という標語が出てきたこと、疎開で地方の知り合いにお世話になったこと、銀行に預けていたお金が引き出せなくなったことなど、よく話していたのを覚えています。

私はその頃、まだ幼稚園にも通ってない年齢でしたが、今では想像できない話に興味深く聞いていた記憶があります。

そのせいか「まだ使えるものは捨ててはいけない」と、モノは使える限界まで捨ててはいけないと思っていました。

このような家で育ったため、茶だんすには「インスタントコーヒーとジャムの空き瓶」や「海苔の空き缶」がゴロゴロ入っていた記憶があります。

祖母に言わせると、何かのときに無いと困る、何かのために取っておくとよく言っていました。

大切に取っておいても、結局使っていないモノがある

ジャムの空き瓶や海苔の空き缶、確かに「何かのとき」にあって便利だと思ったことはあります。

しかし「何かのとき」っていつなのか?と思うほど、あって良かったと思うことは何年間もありません。

空き瓶や空き缶は、何年間も放置されたまま、何年も経ってから役目が回ってくることが1回あるだけです。

その何年間も取っておく収納スペースの方がもったいないと思い、ある時、少しずつゴミに出してみました。

ひんぱんに使うモノではないので、ゴミに出しても気付かれません。

せっかくの収納スペースを不要なモノで占領されていることの方がもったいないと感じていたので、ゴミに出してスッキリしました。

それから、「何かに使える」と言われて捨てられなかったものをこっそりとゴミに出しましたが、祖母はまったく気付きませんでした。

つまり、不要なものを溜め込んでいたということでしょう。

モノは大切に使う、しかし溜め込むのはおススメしない

バンバン捨てる、迷ったら捨てる。

しかしどんどん捨てることと、モノを無駄にしたり粗末に扱うことは違います。

モノを捨てるということは、モノを粗末に扱うのではなく、不要なモノを溜め込まないということです。

いらないモノで部屋のスペースを使ってしまうと、部屋の空間が狭くなってしまいます。

自由に使える空間が狭くなると発想まで狭くなり、何をするにしても狭い空間の中であれこれ考えるだけになっているような気がします。

しかも不要なモノが目に入ってしまう状態だと、考えている時や学習している時に集中できません。

気付かないうちにモノが増えてしまう方は

1つ買ったら1つ手放す

というやり方で、モノを増やさない工夫をしてみましょう。

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