貯めるだけじゃもったいない。世代別、お金を最大限に活用する方法

税理士 平林夕佳

目的無くお金を定期預金に入れるのはもったいない。
お金の最大限の活用の仕方を年代別に考えてみました。

 

快適な生活環境を作るためにお金を使う

「親がこんなにお金を持っていたなんて、全然知らなかった。

人に迷惑掛けない程度にお金を持っているだろうとは思ったけど、

まさかこんなにあるとは。」と、親が亡くなって初めて、

子が親の財産を把握することがありますと、以前ブログで書きました

(「お金は頭で稼いで心で使う。貯め込んでも価値を発揮できないのがお金」 2020.12.3 参照)。

さらに相続人の方が、「まさかこんなにあるとは」と言った後、

「こんなに持っていたなら、快適な家に住み替える、

バスではなくタクシーを使う、美味しいものを食べる、

少し高級な宿に泊まる旅行をするなど、人生を楽しむためにお金を使えば良かったのに。」

ともおっしゃいます。

最近思うのは、お金を貯める事より、上手にお金を使う方が

難しいのではないかということです。

本屋の投資やお金に関するコーナーでは、

「お金を貯める本」はたくさんあるのに、

「お金を上手に使う、使い方をレクチャーした本」は見掛けたことがありません。

昔の日本の教育で、お金を貯めこんでしまうのか

70歳になっても「老後が心配」と言って、せっせと定期預金に預ける方がいます。

私たちの世代から見ると不思議に思いますが、

一般的な高齢者の行動として見受けられるので、

恐らく当時の日本の教育に原因があったのではないでしょうか。

高齢者の方が子供の頃は戦争がありましたから、

戦費調達のためせっせと貯金するように、日本政府が国民に教育したようです。

しかし、今後、日本や先進国が戦争を始めるとは考えにくいので、

当時の教育から解放されてもいいのではないか?と思います。

世代別、価値を最大限に引き出したお金の使い方

若い人なら、とにかく知識量を増やして経験を積むことにお金を使うといいでしょう。

いわゆる、自分に投資するということです。

旅行や勉強代、さらにお金を殖やすための投資をしてもいいかもしれません。

数万円(数千円?)から個別株に投資できるようなので、

若い方ならポートフォリオの一部にリスク資産を組み、

世の中の動きや経済に興味を持つのも良いと思います。

知識や経験を積むことのお金を投資することで、

お給料の良い会社に転職をしたり、起業しても良いかと思います。

一方、孫がいるような世代の方なら、

いかに自分が快適な空間で生活ができるか、

余裕のある時間を過ごすことができるかを

考えてお金を使うのがいいのではないでしょうか。

貯め込んでも価値を発揮できないのがお金。

価値を十分に発揮できるように、お金を活用したいですね。

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