【後編】確定申告無料相談会で離島の三宅島を担当(2026.2.18 We.-20 Fr.)
by 税理士 平林夕佳
目次
離島の三宅島への出発は、当日の天候次第
さて、前編 から続いて後編です。
当日の天候は晴れて風は穏やか。
天気を気にする理由は、当日朝の天候で、運行が決まるからです。
私たちが三宅島へ出発した日は、交通のトラブルはありませんでした。ところがその1週間前は、雨で天気が荒れたため、飛行機とフェリーが欠航になったと聞きました。
そのため、離島での相談員を申し込む人は、帰宅予定日の翌日まで、外せない予定は入れないようにした方がいいかと思います。
三宅島空港に到着
飛行機が離陸して約50分後、三宅島空港へ到着。
三宅島空港に到着してすぐ、相談会場となる三宅村文化会館リスタホールへ移動。
三宅村文化会館リスタホールに到着。
東京七島新聞が置いてありました。東京七島とは、大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島を指します。
到着してすぐ、相談会場を設営。というのも、確定申告無料相談会が、到着した日の午後に開催するためです。
そのため、確定申告無料相談会の案内の掲示、机の整列、紙の申告書用紙の設置など、三宅村の担当者と税務署の方々と一緒に行いました。
ひと仕事終えた後のご褒美か、三宅村文化会館リスタホールの館内から御蔵島が見えました。
三宅島は本州の東京より南方にあるせいか、日が出ている時間帯は暖かかったです。
東京都の離島、三宅島での確定申告無料相談会
会場設置を終え、確定申告無料相談会が始まりました。
三宅島、確定申告無料相談会の相談対応
さて、相談会の日程は、2026年2月18日(水)午後~20(金)午前まで。初日は午後だけでしたが、初日に相談者が殺到しました。
ところで、確定申告無料相談会での税理士の仕事は、以下のとおり。
・贈与税や消費税を含み、所得税を中心とした簡易な税務相談の対応。
・決算書・収支内訳書、および所得税(及び贈与税)確定申告書の書き方のサポート。
さらに、この2つだけでなく「スマホ申告者のサポート」も依頼されました。
もちろん、スマホ申告希望者へのサポートは、税務署の方の手がふさがっている時でいいと言われてました。ところが、税務署の方に引き継げないほど、対応に追われているようでしたので、私がサポートにあたりました。
さて、スマホ申告は、最初にマイナンバーカードの設定があるため、そこだけ時間がかかります。私は、3人目の相談者の時、スマホ申告希望者にあたりました。
三宅島での確定申告無料相談会、改善点
私がスマホ申告の対応をしている間、他の税理士2人で税務相談に対応しました。しかし、税理士2人では対応しきれないほど、相談者の列が長くなってました。だからと言って、途中でスマホ申告を終了するわけにはいきません。
結局、スマホ申告の対応に、1時間かかってしまいました。
その後は一息つく間もなく、次の対応にあたりました。この経験から、次にスマホ申告希望者が現れた時は、いったん、申告書作成の列に並んでもらう作戦に切り替えました。
もし、税理士会の担当者がこのブログをお読みでしたら、1つアドバイスがあります。スマホ申告でマイナンバーカードの設定から希望の相談者は、2日目か3日目に来てもらう、もしくは予約制にするとスムーズに対応できます。
離島、三宅島での宿泊や観光など
三宅島での宿泊先
三宅島では、新鼻荘(にっぱなそう)に宿泊しました。ここは、三宅島に仕事で来る税理士さんからの紹介です。
お庭が広く、早朝は野鳥がたくさん飛んできます。
1人部屋は四畳半。テレビとエアコン、机、電源タップも充実していて清潔でした。
風呂とトイレは、他の宿泊者と共用です。風呂は1つのため順番で入浴します。
初日の夕食。釣り目的の宿泊客が多いようで、釣れた魚を提供することがあるようでした。
この日の夕食で出た魚の南蛮漬けと刺身は、宿泊客からの提供とおっしゃっていたような…。おかずの種類が豊富で、見た目にも満足。
2日目の夕食。全て美味しくて、残さずいただきました。
三宅村文化会館リスタホール周辺
三宅村文化会館リスタホールの向かいに、神社がありました。二宮神社といいます。
鳥居をくぐると庭があり、河津桜が咲いてました。
三宅村文化会館リスタホールを挟んで、二宮神社の反対側に行ってみました。
既に廃校になってますが、三宅村立坪田中学校が残されてました。この写真の右側に、体育館が映ってます。この体育館は、今は三宅村レクリエーションセンターとして利用されています。
三宅島のスーパー
三宅島の滞在中、スーパーに行きました。
このスーパーは、フェリー乗り場の近くにある「スーパーTsuchiya」。
本州の東京にあるような、大型のスーパーは三宅島にはありません。三宅島のスーパーは、個人商店をイメージするといいでしょう。
余談ですが、こちらのスーパー。「ポーランドの地方に来た」かと思うほど、外観がヨーロッパの地方にあるスーパーそのものでした。
なぜ、ヨーロッパにあるスーパーに見えたのかというと、理由は「看板」にあります。
というのも、たいていのスーパーには、「TOBACCO」の看板があった気がします。この「TOBACCO」の看板がスーパーを意味しているのかわかりませんが、たいていこの看板が付いてました。
さらにこの看板は、写真のように文字を横にして取り付けられてます。
この看板を見て、一気にヨーロッパへ行った気分になりました。
離島、三宅島の人々と物価、医療
物価
三宅島でまず驚いたのは、その物価の高さです。
本州の東京にあるスーパーの値段と比較すると、その2倍近いのでは?と思うほどです。あまり馴染みのある価格ではないため、お菓子類など、無くても困らない物は買わないようにしてました。
物価が高い理由は、なるほど、輸送費にあるようです。本州から運搬してくるため、その分、コストを商品代金に上乗せしなくてはなりません。
さらに、大型のスーパーが無いことや、スーパーの件数少ないため、競争が存在しないことも値段が高くなってしまう理由でしょう。
今回、税務相談を通じて、島での生活の話を聞きました。「三宅島って、食料品が高いでしょう?だから、ここはエンゲル係数が高いんです。本州に行くとスーパーが安くて、ついたくさん買っちゃう」という話も聞きました。既にスーパーで価格をチェック済みだったので、大きく頷いてしまいました。
医療
もちろん、三宅島に病院があるので、怪我や病気をしても治してもらえます。しかし、大きい病院でないと治療が難しい場合、本州の大きい病院を紹介されるようです。
今回、確定申告の対応をして、医療費控除のうち「交通費」が、高額なことに驚きました。ある相談者さんは、「月2回、家族が本州の病院に行くけど、飛行機で行ってるから交通費がかかる」とおっしゃってました。
教育関連、その他
その他、教育関連でも困難を感じます。つまり、三宅島には高校が1校しかないため、違う高校に進学したい場合、島外の高校に進学するのだそうです。そのため、子どもの高校進学で仕送りや授業料の支払いが負担となる、とのことでした。
そして、海風の影響を受けて車や自転車が錆びやすい、家の傷みが早いなど、とにかく島での生活にはお金がかかりそうだと思いました。そのため、島の生活には憧れますが、今まで本州に住んでいた人間には、現実的に難しいと感じました。
しかし、島の人たちは穏やかで親切。確定申告の相談にお越しになる方と話をすると、皆さん親切で、穏やかな人が多いと感じます。
人の良さは三宅島の財産だと、心から思う滞在でした。
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