質問に対して、正しい回答が求められていないことがある。

税理士 平林夕佳

質問に対して、必ずしも正しい回答が求められていないことがあります。

 

質問はありますか?と聞かれた時の回答

英会話を始めてから、5月3週目で
8回の授業が終わりました。

英会話の授業は、授業で話題にしたい
ニューストピックを事前に先生に伝え、
その記事に沿って授業が進行します。

授業の開始の挨拶の後、先生から必ず

「質問はありますか?」

と聞かれます。

質問を聞かれているのだから、
単語の意味や発音、他の言い回しなど

純粋に「疑問に感じたこと」を
素直に伝えていました。

単語の意味や他の言い回し、
難しい発音などは、ネットや電子辞書で
簡単に調べることができます。

しかし、「質問はありますか?」と
問い掛けられたので、
素直に「疑問点」を答えていたのですが、

疑問点に対する解説を聞くだけで
授業が終了してしまう日が続きました。

せっかくの英会話の講座なのに、
ほとんど喋る時間が無いのなら
英会話は上達しないと危機感を感じたため

生徒である私が主導権を握って
授業を進めることが重要だと気付きました。

先生の話を黙って聞くだけが授業ではない

授業と言えば、教壇で先生が話し、
生徒は黙って板書をしたり
先生の話をメモするのが一般的でしょう。

先生から生徒への一方的な説明で授業が進行します。

授業中に先生から生徒へ質問を投げかけることも
ほとんどありませんし、

生徒が発言をしたり、議論する授業は
時間数としてはほとんど無いと思います。

そのため英会話の授業でも一方通行、
つまり英会話の先生に授業のお膳立てを
期待していたのだと思います。

英会話の先生の立場に立つと、ひょっとしたら
生徒が主導して授業を進めていくものだと
思っている可能性があります。

英会話の先生は、ディスカッションを
中心にした教育を受けて育ったのであれば
生徒側が主導して授業を進めるのが当然と
考えるでしょう。

ディスカッションでしたら、正しい答えはありません。

正しい答えが無いため、発言は自由です。

正しい回答を求めて問い掛けをしている訳では無い

先生から生徒への一方通行の授業では、
正解を求めて先生が生徒に質問します。

しかし、ディスカッションの授業なら、
正しい発言、間違った発言を
求められているわけではありません。

そのため「何か質問はありますか?」と
聞かれたからといって、

疑問に思ったことを質問する必要は無く、

「トピックの内容について、私はこのように思った」

と、自分の感想や思ったことを
どんどん喋ればいいのではないかと
思うようになりました。

「何か質問はありますか?」との問いに対して
正解に近い回答を答える必要は、必ずしも無いと思います。

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