友達は固定のお客様にしない方がいい

税理士 平林夕佳

友達からの依頼は請負うべきか断るか悩むところです。

 

お店を開店したとき最初にお客様として有難いのは友達でしょう。店を開店したけど誰が来てくれるかわからないし、口コミで広げるにしても、ひいきしてくれるお客様が定着しないと口コミも広がりずらいです。
そんな時につい頼りにしてしまうのは、友達や親族です。

利害関係が無いから良好な関係を築ける

飲食店や商店を経営している経営者ですと、開店当初に来てくれる友達はありがたい存在です。その店の商品やメニューを気に入ってくれたら常連になってくれる可能性があり、さらに口コミをするインフルエンサーになるかもしれません。「遠くの親戚より近くの他人」という言葉があるように、身近にいる人ほどとても頼りになる存在です。

何でも相談できる、いざという時に頼りになってくれるのは、利害関係が無いかがゆえに無償で力になってあげられるのかもしれません。

「友達だからいいでしょう」という甘えた気持ちが出てしまうことがある

利害関係が無いがゆえに無償で力になってあげられるものの、ビジネスとなったら話は別です。お互いビジネスマナーをわきまえることができれば、ビジネス上でも良い関係を築くことができます。しかし、

・友達だから→値引いてくれる
・友達だから→サービスしてくれる
・友達だから→何とかしてくれる

という甘い気持ちがお客様側や仕事を請負った側に出てくると、二人の間に架かっている信用の橋は、またたく間に崩れてしまいます。

飲食店などは特に「友達だからサービスしてくれるだろう」「友達だから割引してくれるだろう」などという気持ちで友達の店に行ってはいけません。店側としては招かれざる客となってしまいます。

それでも友達をお客様にするとき

友達を固定客にするときは、友達としてではなくお互いビジネス上の付き合いができるかどうかになります。先ほどの「友達だから」を例にとると

・友達でも→値引かない
・友達でも→特別にサービスしない
・友達でも→特別に何とかしない

ということを意識できるかどうかです。私が経営している税理士事務所ですと、友達だからといって値引きしないですし、特別サービスもしておりません。経費に入れてはいけない領収書を提出されたら「これは経費に入れられないですよ(特別に何とかしない)」と伝えてます。

そして友人関係であってもビジネス上で困ったと思うことがあったら、相手に説明をし、問題をクリアにすることが大切です。困ったことがあっても言えない、言いずらいという間柄ですと、友達とは初めからビジネスの契約をしないと決めることです。

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