10年後にこうなりたいと思った自分になっていますか?
税理士 平林夕佳
10年後にこうなりたいと思った自分になっていますか?
10年後の自分を思い描くことができたか
10年ひと昔といわれるように、10年前というとすでに昔の話です。
英語にも「10年」をあらわす”decade”という単語がありますし、10年を一区切りとして目標を立てやすいのかもしれません。
ふと「そういえば10年前になりたいと思った自分に、今なっているか?」と考えました。
10年前だと税理士になることを目標にして、税理士事務所に勤務をしていた頃だと思います。
税理士になることは目指していましたが、独立開業するかどうかはまだ曖昧でした。
10年前といえば2011年、景気は良くありません。
将来、資格が取れたとき、景気が良くなっていたら独立しても大丈夫だとは思ったでしょう。
しかし、仕事とは会社にお勤めして給料をいただくことだと思っていたので、雇われることに何の疑問も持っていませんでした。
職場が税理士事務所ですから、仕事すること自体が勉強に繋がりますし、それなりに毎日が充実していたこともあると思います。
10年前の自分と今の自分は、考え方や価値観も違う
10年前は、さすがに税理士試験は終わっていることが目標だったので、目標は達成できたと言えるでしょう。
しかし10年前と今と明らかに違うと思うのは、価値観が違うことです。
何より時間に対する価値観が変わりました。
10年前だと、自分の時間を会社に提供することでお給料をいただくため、通勤時間を含めた会社の拘束時間が自分の自由にならないのは、当たり前のことと考えていました。
自分の時間が削られていることについて、さほど深く考えたことはありません。
さて独立して4年半経ちますが、今の自分は時間を気にして動いています。
自宅から事務所までの通勤時間についても、会社にお勤めしていたときは、休憩できる時間が通勤の時間でした。
ところが、通勤時間でさえもったいない、と思うようになったのは独立してからです。
1日を25時間に延ばすことはできないため、確定している24時間をいかに自分が納得して使えるかに意識が行ってしまいます。
そう考えると、独立前と独立後で時間に対する価値観が変わってますので、独立前に思い描いていた10年後の自分と、今の自分は違っていて当然だと思います。
昔の価値観にとらわれる必要はない
会社員時代の自分は、付き合い残業に疑問すら感じませんでした。付き合い残業が周りとの協調だと思っていたからです。
しかし、今となっては以前と価値観が違うため、昔の価値観にとらわれて行動を制限する必要もありません。
時間は有限、時間を大切に使うということは、すなわち自分ができること、やってみたいことに集中する必要がありますし、できないことややりたくないことにまで時間を割くのは無意味です。
今の自分の価値観は、無意味なことに時間を浪費せず、自分ができること、やりたいことに集中し、行動し続けることです。
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