土地の相続税評価額、倍率地域に要注意

群馬県桐生市には、土地の相続税評価をする際に、倍率地域で評価する土地がありました。

東武桐生線 新桐生駅にて

篠原涼子さんの出身地、群馬県桐生市へ

先日、東武線に乗り、群馬県の桐生市に行きました。東武線の新桐生駅は浅草駅始発で浅草から特急で1時間30分、停車駅は北千住、東武動物公園、久喜、館林、足利市、太田などを経由して新桐生駅到着です。駅を降りると群馬県桐生市出身の篠原涼子さんがお出迎え。

 

東武桐生線新桐生駅を降りると駅前に「屋根付き駐車場、1日500円」の看板がありました。屋根付きですので、お得感があります。

 

群馬県桐生市は赤城山のふもとにある町で、山に囲まれた景色が広がり、山好きの私には心が落ち着く町並みでした。

 

桐生市は一見すると路線価地域の印象でしたが、倍率地域の土地も多い

目的地までの道すがら、さまざまな情報が目に入ってきます。職業がら土地をよく見てしまうのですが、土地を見ながら「おそらくこのあたりは倍率地域かな」とか、倍率地域で気を付けることは…と考えながら歩いていると目的地を通り過ぎてしまうことも。

土地の相続税評価額を計算するとき、路線価方式と倍率方式のどちらかの評価方法にあてはめて計算します。路線価方式か倍率方式かは、国税庁の「財産評価基準書」を見て、評価したい土地が路線価地域か倍率地域のどちらにあるのかを調べて、評価方法を決定します。

倍率地域にある土地の相続税評価額は、基本的には固定資産税評価額に国税庁が出している倍率をかけて相続税評価額とします。この固定資産税評価額がたくさん間違っていて、納税者は固定資産税を多く払っている、という記事が先日の日経新聞に掲載されました( 固定資産税の過払い頻発 2019年12月5日 投稿 )。

土地の相続税評価額で外せないのは、役所へ行って調べること

倍率地域にある土地の相続税評価額を計算するとき、固定資産税評価額に国税庁が出している倍率をかけておしまいにならないことがあります。土地の相続税評価額を下げる方法として、①セットバック(道路幅が狭い道路沿いにある土地)、②都市計画道路予定地、③地積規模の大きな宅地の評価減があります。

倍率地域にある土地でも、①~③を適用して土地の相続税評価額を下げることができます。セットバックで道路中心線がどこにあるか、都市計画道路予定地に入っているのかは、役所で調べることができます。

 

お花の形をしたカワイイお菓子をいただきました。桐生市のお菓子かと思ったら「東京チューリップローズ」という東京のお菓子のようです。写真に撮ってネットに上げたくなる心理が理解できるお品物に出会いました。

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