重大な事件や災害が他人事(ひとごと)でした

税理士 平林夕佳

目の病気で雑居ビルの上の階にある眼科へ通院したときに考えたこと。

ダウニーの香りは、外国のスーパーへ行った時を思い出します。

雑居ビルの上の階にある病院

左目に違和感があり、眼科に通院したことを前回のブログでご報告しました。

普段、眼科に通うことは無いためどこに眼科があるのかわかりません。

とりあえず、ネットで探した近所の眼科へ行きました。

家を出る前に場所のチェックはしましたが、
・1軒屋かビルの中か
・ビル内なら1階なのか2階以上なのか
など、詳しい状況は調べず伺うことと致しました。

病院に到着すると、目的の眼科は雑居ビルの2階にありました。

病院のシステムは、受付の前に受付をする

初めて通院する病院ですから、その病院の受付システムがわかりません。

その眼科は、一般的な病院の受付担当者をとおす前に、入口の外で受付を済ませるシステムでした。

病院の見取図

見取り図で言うと、緑色のマークがある病院の外で問診表を記入してから、病院内に入るシステムです。

 

病院の中に受付(代金を支払ったり、次回の予約をする一般的な病院の受付)があるにも関わらず、入口ドアの外で①問診表を渡され、②健康保険証の提示、③手指のアルコール消毒をし、④マスク着用のチェックを受けてから中に入ります。

これら①~④については、一般的な病院では1カ所の受付で行います。

しかし、この眼科では受付を2段階に分けています。その意味が理解できず、しばらく考えてしまいました。

効率が良いのか、防犯のためなのか

受付をする前に問診表を渡すことで、より効率よく患者を診察できるのか。
→ 病院の外にいる受付の方に症状を説明した後、中の受付の方にも問診表を見せながら同じ説明をしたので効率は悪かった。

防犯のためなのか。
→ 病院は雑居ビルの中にあり築年数も相当経過している様子が目立ちました。さらに、不特定多数の客がビル内に自由に入ることができるビルでした。防犯のために受付の前に外に受付があると考えるのが適当です。

ビルの入口はドアが無く、外の受付担当の方はコートを着て防寒対策をしていました。

そこまでして受付を二重にするのは何故だろうと考えていたのですが、おそらく防犯対策なのかもしれません。

事件や災害、他人事ではなく自分事

先日、関西の雑居ビルで深刻な事件があったばかりですが、避難経路などを確認することなく雑居ビル2階にある病院に入ってしまいました。

仮に今回、病院側で入口の外に職員さんを配置しておらず、関西と同じような事件が起こった場合、どのようなことが起こるか想像すると恐ろしくなりました。

つまり、私の中で関西の事件は他人事(ひとごと)だったのです。

事件に限らず、災害の教訓も忘れずに普段から備えておこうと思いました。

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