方角とか、契約や引っ越しに良い日とか、気にしないことにしました

税理士 平林夕佳

去年、初めて事務所を賃貸する時は、今ある事務所からの方角、契約や引っ越しに縁起が良い日を気にして事務所探しを始めましたが、気にするのをやめました。

 

港区立赤坂図書館の前にて。

事務所探しで重要なのは、方角や縁起の良い日?

税理士業も商売。顧問先を増やして
利益を出さないと、経営が成り立ちません。

経営が年々上向くためには仕事での信用や
営業力など、全て自分の努力次第ですが、

日本人だと「縁」や「験(げん)担ぎ」
など、スピリチュアル的なものを
取り入れる経営者が少なくないようです。

私の場合、2019年5月に税理士事務所を
港区南青山に移転しました。

移転前に相続税と所得税を請負った
お客様から「高島易断で暦を調べて
良い方角、契約や引っ越しに良い日を
調べると良い」というアドバイスを
いただきました。

高島易断が発行している暦の冊子を
本屋で目にしたことがあると思います。
(暦の冊子は『今年もあと3ヶ月。ダイソーで堀江貴文さんの名言カレンダーを発見。 』で、記事にしました。)

自分の生まれ年から自分が何星人かを調べ、
年間を通してその星の人の良い日や縁起の
悪い日を調べることができる冊子です。

高島易断の暦帳は、年末に近所の
信用金庫で配っていたので、
早速1冊いただきました。

・どの方角が良いか
・いつ契約をするといいか
・時期はいつ引っ越すといいか

を調べ、それを基に不動産屋へ行きました。

都心で事務所や物件を探す、こだわりすぎると難しい

不動産屋では、
・希望の方角
・予算
・引っ越ししたい時期

を伝えて探してもらいましたが
「ほとんど紹介できる物件が無い」と
言われてしまいました。

結局、都心で限られているエリアに
予算や引っ越しの時期を考慮すると
紹介できる物件が無いというのです。

担当者へは、暦帳で良い日・良い方角を
調べて条件を出したことを伝えました。

すると、「確かにこだわる方はいますが、
方角や良い日の条件に合ったところを
探したのに、すぐに店じまいした方も
いる」と言われました。

商売が続いている会社、すぐに店じまい
をした会社は、税理士の次に不動産屋が
よく知っていることでしょう。

こだわってもダメなときはダメ。
方角や日取りにこだわらなくても
うまく行く人はうまく行っている。

ということです。

これを聞いて、都心で物件を探す際に
強いこだわりを通して探していたら
見つからないのではないかと、
気が軽くなったものです。

方角や良い日ではなく、自分の感覚で物件を探す

「方角や引っ越しに良い日にこだわるのは
やめよう」と決め、探し始めました。

方角を気にしない代わりに、
港区のハザードマップを確認したり
建物の耐震性に問題がないかを
確認することにしました。

また、実際に物件を内覧したときに
「玄関が暗い」「雰囲気が好きじゃない」と
自分の感覚を頼って探すことにしました。

良いと言われるものは、自分にできるなら
できる限り何でも取り入れるように
しています。

しかし、そこに縛られてしまうと動けなく
なってしまうことがあるので、

「ほどほどに」取り入れようと思います。

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港区南青山にある当税理士事務所では、
「起業したい」「法人と個人と
どちらがいいか」など、起業に関する
ご相談をお受けしております。

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対応してます。

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