モノには適正価格がある、安物買いの銭失いにならないために

税理士 平林夕佳

安いと思って飛びつくと、実は安い値段相応の品質で、逆に損した気分になることがあります。

入り口が独特な雰囲気の質屋さんでした。

安いと思って飛びついた結果

学生の頃は使えるお金に限りがあるので、服やアクセサリーはバーゲンセールを狙って買うようにしていました。

バーゲン必勝法は、入念な下見にあると思います。

バーゲンが始まってからお店に行っても、選ぶ時間がありません。

選んでいるうちに次々と売れてしまうので、下見の期間に何を買うか目星を付けておくのです。

いざバーゲン会場に行くと、それまで見たことが無い商品が店頭に並んでいることがあります。

店頭にワゴンで山積みになっているセール商品です。「どれでも1つ1,000円」などと、買いやすい価格でワゴンに入っているのですが、中をのぞくと下見で見たことが無い商品が入っています。

つい「安い!」と思ってカゴに入れてしまいますが、家に帰ってよく見ると、品質と値段が合ってなかったかもしれないと思うことがあります。

結局、買ったものの使わずに捨てたモノもあります。

買ったのに使わずに捨ててしまっては、お金を捨てたのと同じです。

安いモノとは

安い、お値打ち価格というのは、その商品やサービスの質に比べて代金が安いことでしょう。

商品やサービスの質を落として値下げをしたのなら、私の中では「安い」の定義に当てはまっておりません。

商品の品質やサービスはそのままで値段を下げたのなら安いと言えるでしょうが、質を保つために人件費を削るとどこかでひずみが出てきます。結果的にモノやサービスの質が落ちてしまいます。

値段を下げで品質を下げるなら、安かろう悪かろうですので、安いモノとは言い難いでしょう。

そのようなモノにお金を払うと、安物買いの銭失いとなることがあります。

モノやサービスには適正価格がある

車を買うときに、

・軽自動車100万円、安い。
・ベンツ1,000万円、高い。

と、思いますか?

軽自動車が100万円でも安いと思わないのは、軽自動車の適正価格は100万円前後、ベンツは1,000万円~ということが常識として知られているからです。

つまり軽自動車100万円、ベンツは1,000万円~が適正価格なのです。

ベンツは軽自動車に比べれば高いお金を払わないと買えませんが、その代わり、軽自動車に比べて安全性が高く、乗り心地が良く、スピードも加速しやすいというメリットがあります。

適正価格を理解して、そのモノやサービスに見合った支払いなら安くもなく高くもありません。

まずは適正価格を知り、安物買いの銭失いにならないようにしたいものです。

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