下を向いて歩くと運が逃げる、経営者に運の良さは必要
下を向いて歩くと、暗い人、疲れた人に見えてしまう
私は猫背のせいか、幼少の頃、祖母から「また下を向いて歩いてる。下を向いて歩いていると、運が逃げちゃうんだよ。」とよく言われてました。下を向いて歩いていると、疲れた人、不幸な人、体調が優れない人に見えますので、下を向いて歩くのは人に良い印象を与えていないのだと思います。
朝の通勤時間帯は、下を向いて会社に向かって歩いている人をよく見かけますが、つい「会社で嫌なことがあるのかな」などと、勝手に推測してしまいます。その人が会社では活躍している人かもしれませんが、どうしても「疲れた人」に見えてしまうので、人に良い印象を与えていないのは確かです。
スマホ歩きは「下を向いて歩く」になってます
最近は「下を向いて歩いている人」が増えたような気がします。社会全体が暗く、未来が明るくないからでしょうか?というより、スマホが原因のように見えます。歩道を歩いていると、向こう側から私に向かって突進してくる人がいて怖いなと思ったら、スマホ片手に下を向いて歩く「スマホ歩き」の人でした。何人もの人にぶつかりそうになりながら歩いていました。
祖母に言われた「下を向いて歩くと運が逃げる」という言葉ですが、私はこういうスピリチュアル的な話は「そう考える人もいる、そういう理由にこじつける人もいる」程度に、祖母から言われても話半分でしか聞いていませんでした。しかし、下を向いて歩いている人を見ると、危ないだけではなく「何か落ちてないか探している人」、「疲れた人」に見えてしまうので、人からそのように見られるのは運を逃がしているのかもしれません。
経営者に必要なもの、運の良い人だと思ってもらうこと
松下電器産業株式会社(現 パナソニック)創業者の松下幸之助さんが、面接の最後に「あなたは運がいいですか?」と質問し、「運が悪いです」と答えた人は、どんなに学歴や面接の結果が良かったとしても、その時点で不採用にしたという有名な話があります。いくら「自分は運が良いです」と言っても、下を向いて歩いていたら「運が無さそうな人」、「疲れた人」に見えてしまうので、言葉で運の良さを主張しても人に与える印象で損をしていると思います。
まずはスマホ歩きをやめて、前を向いて歩いてみましょう。前を向くと自然と姿勢が良くなり、はつらつとした活気のある人に見えます。人に与える印象も良くなるので自然と運が良い人になっていくのだと思います。