JAL国際線ファーストクラスの機内誌、AGORA
税理士 平林夕佳
JAL国際線ファーストクラスの機内誌AGORA。ページを開くと、スペシャルな旅に出た気分になります。
目次
病院の待合室で見つけたJALファーストクラス機内誌AGORA
基礎疾患があるので、幼少の頃からかかりつけの病院があり、月に何回か治療で通院しています。
ある時、その病院の待合室に、JALファーストクラスの機内誌、AGORAが置いてあったので手に取ってみました。
最初にAGORAを見たのは、24~25年前くらいだったと思います。
AGORAは非売品のようで、本屋や図書館で見たことはありません。
表紙にJALのマークがあったので、わくわくして表紙を開いてみました。
JALファーストクラス機内誌AGORAは旅行好きにはたまらない
表紙を開いて最初の3ページほど、「World Scope」というコラムのページになっており、世界の各都市の情報が掲載されています。
↑2012年1・2月合併号のAGORAのWorld Scope には、ホーチミン、ロンドン、ニューヨークの都市情報が掲載されています。
このWorld Scopeからして、一般的な都市紹介コラムでは無いのです。
執筆されている方はその都市にお住まいなのではないか、と思うほど住人レベルの目線でコラムを執筆なさっています。
一般に販売されている旅行情報誌とは全く違う切り口で都市が紹介されており、とても新鮮な内容となっています。
AGORA SPECIALがお勧め!個人旅行では難しい旅行のスタイル
最初のコラム、World Scopeだけでも読みごたえがありますが、さらにページを進めると「AGORA SPECIAL」という、雑誌のメインである特集ページがあります。
AGORA SPECIALは、個人で旅行を組むのは難しいのでは?と思うような、高級感あふれる旅行記が掲載されています。
↑2012年1・2月合併号のAGORA SPECIALは、カリブ海の「マルティニーク島」が特集されていました。
カリブ海ですと、キューバへの旅行記や旅ブログ、YouTobe動画などで見つけることができるでしょう。
しかし、「マルティニーク島」の旅行情報は見たことがありません。
これぞ、AGORAの雑誌の虜になる理由なのです。
私が病院でAGORAを読んでいた頃は、さすがにファーストクラスの機内誌というだけあり、”超”が付くほど豪華な旅が提案されていました。
あるとき、JALカードのCLUB-Aカードに入会すればAGORAの定期購読ができると知り、2011年にCLUB-Aカードに入会しました。
心に残る特集は南アフリカの旅で、まだ病院の待合室で読んでいた頃の特集です。
移動することよりも、乗車することが目的の豪華列車に乗り、国立公園(大規模なサファリパーク)を見学、そして一泊数十万円はするであろう高級ホテルに宿泊という、想像もつかない旅行記にワクワクしながら記事を読んだものです。
ところが私が定期購読を始めた少し前から、AGORA SPECIALの旅の提案に”超”が付くほどの豪華さが無くなりました。
おそらく、2010年1月に日本航空が経営不振におちいったことが理由でしょう。
AGORA SPECIALの特集を組むにも、予算削減の影響があったのかと思います。
私が定期購読を始めたあたりから、AGORA SPECIALの内容について、雑誌やブログでも入手できる旅行記になってきた感じがします。
そのため定期購読(CLUB-Aカードの会員)は、1年で終了しましたが、2011年から1年間購読したAGORAは私の宝物で、今でもたまに雑誌を開いて読んでいます。
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