断捨離・大掃除。ウン十年ぶりに開けた天袋から宝の山

by 税理士 平林夕佳

秋に大掃除がお勧めの理由

10月に大掃除していると言うと、たいてい驚かれます。

なぜなら、大掃除は一般的に12月の年末にするものだから。

ところが、税理士には、年末年始だからといって休む暇はありません。

税理士業の繁忙期に仕事をするため思いついたのが、10月の大掃除です。

10月に大掃除をするようになって気付いたメリットは、
・水が温かいため、水拭きや雑巾がけがつらくない。
・暖かい割に空気が乾燥していて、洗った物が乾きやすい。
・薄着で掃除できるため、仕事がはかどる。

などなど。冬の大掃除がおっくうになってしまうのは、その「寒さ」だと思っています。

そのため、寒い季節に掃除するのではなく、メリットがある秋に大掃除をしています。

長年開けていない天袋の捜索

掃除をしていると、普段、気にしていないところが目に入りがちです。

そのせいか、私が小学生の時以来、開けていない天袋に目が行ってしまいました。

 

押し入れの上にある、収納スペースを「天袋」というようです(知らなかったので、ググりました)。

「そういえばここ、私が小学生の時に一時的に物を置いたまま、開けてない」。と、気になってしまい、恐る恐る天袋のチェック。

私が小学生の頃は、祖父母が同居していたため7人家族でした。そのうえ、毎週月曜日と金曜日は、日本舞踊を教えに伯母が来ていたため、曜日によっては8人。

家族が多かったので、家の中はたくさんの物で溢れていました。その「物」のうち、年に1回使うか使わないような物を天袋に避難させていたと思います。

掘り出し物?!昭和にタイムスリップ。時代を感じる物たち

なにしろ、私が小学生の時に建った家。引っ越しの時、普段使わない「物」を天袋に押し込んでいた記憶があります。「めったに使わないから、出しにくい場所に入れておけばいい」みたいな。

存在すら忘れていた物、必要な時に「あれ、どこにしまった?」で、収納場所を忘れていた物。

出てきた物は
・私が幼稚園の時に描いた絵、小学校の成績表、文集、賞状など。
・箱に入ったままの食器セットが6セット。
・箱に入ったままのシーツ、座布団カバーセット
・COPAL CP 66 8mm profector(8mm映写機)。
・トランシーバー。
・角萬謹製、琉球漆器の飾り物。

箱に入ったままの食器セット


写真のように、1度も使ってない食器が6セット出てきました。

COPAL CP 66 8mm profector(8mm映写機)

今回の掘り出し物は、これだったかもしれません。8mmフィルムの映写機、COPAL CP 66 8mm profector。日本製ではない雰囲気が漂っており、箱を開けるまで中身がわかりませんでした。

 

よく覚えている映写機 COPAL CP 66 8mm profector。8mmフィルムを別な所に保管していて、「映写機が無いから見られない」と言ってたのを思い出します。天袋の奥にありました。

 

よく覚えているのは、私が3歳の時に七五三で神社に行った時の映像です。動く自分を映像で見たのが初めてだったので、記憶に残っているのだと思います。

映写機 COPAL CP 66 8mm profector の動作確認したところ、電源は入りますが動きません。壊れているのでしょう。 3歳の時にすごい機械だと思いましたが、今になって見ると簡単な作りです。

トランシーバー

トランシーバー。釣り具と一緒に出てきたので、釣りに行った時に使っていたようです。今は、トランシーバーが必要とされる場所に行く機会が無いので、私が使用することは無さそうです。

角萬謹製、琉球漆器の飾り物

和紙に包んで箱に入った状態でした。角萬の琉球漆器。和室や玄関に飾ると素敵。

10年ルールで捨てるか保存するかを決める

今回発見した物は、昭和の時代の物のため貴重な物かもしれません。COPAL CP 66 8mm profector の映写機は、買いたくてももう買えないでしょうし、8mmで撮影したフィルムが出てきたら、投影したいと思いました。

そして、箱に入ったままの食器類が大量にある理由。私が幼少期の頃、町内会の人が持ち回りで人を呼び、料理やお酒を振舞う習慣がありました。そのため、当番になると20人以上、人が集まっていたのを覚えています。

人を呼ぶのに、食器が足りないことが無いように、小皿やビール用のコップが大量に家にありました。食器類がたくさんあるのは、人寄せした時のために取っておいたのだと思います。

そもそも、30年以上、無くても困らなかった物なので、廃棄しても困らないと思います。

しかし、思い出がある物だったり、まだ使える物のため廃棄するには気が引けるのでしょう。

ここで、思い出があるから、まだ使えるからと言う基準で決めると廃棄できません。そこで、10年間のうち1回でも使ったか使わなかったかで廃棄基準を判断しています(一部、例外あり)。必要な時、すぐに購入できる安価な物の場合は、廃棄するようにしています。

捨ててしまったらただのゴミ、活用すれば宝の山

ここで、今回の天袋にあった物たちのうち、食器類は一度も使用していない物でした。

一度も使用していない食器なので、必要としている方がいたら是非差し上げたいです。

捨ててしまってはただのゴミ、活用すれば宝の山。必要とされている方に届けられるよう、これからネットで調べてみようと思います。

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