なぜ自分だけ、悔しい思いをした人こそヒノマルソウルを見て欲しい
税理士 平林夕佳
5月7日に映画「ヒノマルソウル」が封切りされます。
長野オリンピックでジャンプファンになった「にわかファン」です。
「ヒノマルソウル」の試写会へ行ってきました。
長野オリンピックでスキージャンプの「にわかファン」になったため、試写会に当選してから今日まで待ち遠しくて仕方ありませんでした。
ヒノマルソウルの副題は「舞台裏の英雄たち」。
長野オリンピック(1998年2月)、スキージャンプ団体戦を裏で支えた「テストジャンパー」に焦点を当てたストーリーです。
試写会を見る前は、「日本が団体戦で金メダルを獲れたのは、裏で支えたテストジャンパー達のお陰」って話でしょ?
「にわかファン」の私ですら知ってる、基本の「き」を映画にしたのかなと期待せずに応募しました。
実は、税理士の業界に入ってからジャンプ観戦に行けていません。
そのため、映画の画面でもいいからジャンプを見たい、理由はただそれだけでした。
なぜ自分だけ、理不尽だ。
映画は長野オリンピック、スキージャンプ団体戦を基にした内容ですが、
映画からは、
「目標を達成するために頑張る。だけど最後は自分の努力だけでは叶わない。運次第で決まってしまうことがある。」
というメッセージが伝わってきました。
夏のスポーツに比べると、冬のウィンタースポーツは、道具やその年のレギュレーションで勝敗が大きく分かれてきます。
・道具
・レギュレーション
・ジャンプの技術
・体格
が、自分にピッタリマッチすると、去年まで予選落ちしていた選手が、いきなりワールドカップで優勝することがあります。
そしてスキージャンプの場合、「風の神様」も味方に付けなくてはなりません。
全ての条件にピッタリはまった年、その年にオリンピックが開催されることも「運」によるのでしょう。
選手の一人ひとりに目標があって、その目標にあと一歩のところで「運」に見放されてしまうかもしれない。
去年まで活躍していたのに、今年に入ってトップに立てなくなった、頑張っているのにあと少しのところでスルリと手から離れてしまう。
なぜ自分だけ、理不尽だ、悔しいと思うことは、誰にでもあることです。
「気付くことができた」なら、それはあなたにとっての金メダルです
本来の目標は、頑張ってあと少しのところで叶わなかった。
しかし、最後に気付いたこと、本来の目標とは違ったけど、自分にとって何かが得られたら、それこそがあなたの金メダルです。
「気付き」って大切だと思います。
自分は全力を尽くした、やり切ったと思えたら、それこそが金メダルです。
映画に女子ジャンパーの葛西賀子選手をモデルにした人物が登場しました。
「女子ジャンプはオリンピック種目に無いから」
と言って、女子ジャンパーの育成をしなければ、高梨沙羅選手は出てこなかったでしょう。
先達の声、努力にも敬意を表します。
★★★
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