土地財産評価、現地調査のおすすめアイテム
税理士 平林夕佳
土地の現地調査に必要な持ち物リストです。
右下に「北京市機械工業管理局贈呈」と書いてあります。龍は中国で縁起が良い動物です。
土地の現地調査、調査に必要な持ち物
とにかく現場が大事と昨日のブログ( 相続税財産評価、土地現地調査の事前準備 )では書きましたが、行って見て帰ってくるだけではありません(笑)。写真を撮ったり、境界を測ったり、前面の道路幅を測ったりします。
土地の現地調査のための持ち物として、①~⑪は基本的に持っていきます。⑫は騒音が激しそうな現地調査のときに用意します。
①カメラ(スマホとデジカメ)
②メジャー(コーナンオリジナル 巻き尺 50m)
③レーザー距離計(BOSCH GLM250VF)
④三角スケール(シンワ 土地家屋調査士用)
⑤クリップボード(セキセイ クリップファイル 発泡美人 FB-2016)
⑥予備の単四アルカリ電池 4本
⑦三脚(レーザー距離計を使うときに使ってます)
⑧土地・建物の登記簿謄本(登記情報のダウンロード版)
⑨公図
⑩測量図
⑪名寄帳(非課税の資産も入っている名寄帳)
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⑫騒音計
現地調査のときは、荷物カバンがいっぱいになります。
土地の現地調査、私のおすすめアイテム
土地の現地調査に必要なアイテムですが、参考になればと思います。
②メジャー 50m(コーナンオリジナル 巻き尺 50m)
近くにコーナンがあり、そこで売っていた唯一のものでした。安かったので心配でしたが、テープが丈夫な上、巻き取る時も高速で巻き取れるので使い勝手が良くお勧めです。
③レーザー距離計(BOSCH GLM250VF)
安いものだと5,000円前後でレーザー距離計を購入できますが、屋内用です。屋外で使えないと意味が無いので、屋外で使えるものを購入してください。
こちらのBOSCH GLM250VFだと、天気が良く日差しが強い日でもレーザーを認識して正確に計測できます。
BOSCH GLM250VFは、側面に覗き窓が付いていて、覗き窓から赤外線レーザーのポイントを確認して計測できるのが気に入っている点です。
BOSCH GLM250VFは、「⑦三脚」に覗き窓が上になるように固定させて使用します。
レーザー距離計はライカ製もお勧めですが値段が高価です。レーザー距離計は使っているうちに精度が悪くなるので消耗品と考えてください。そのためワンランク落ちますが、BOSCH GLM250VFをお勧めします。
巻き尺とレーザー距離計の用途は同じですが、土地の状況によって使い分けます。
④三角スケール(シンワ 土地家屋調査士用)
税理士事務所では、一般的に「土地家屋調査士用」の三角スケールを使っています。三角スケールは、建築士用と土地家屋調査士用で縮尺の目盛りが違うので、土地家屋調査士用を買っておけば大丈夫です。
よく使うのが、1/200、1/250、1/600の縮尺です。建築士用だと1/600の目盛りがありません。
三角スケールはポケットサイズのものから長いものまで幅があります。現地調査へはポケットサイズがお勧めです。
⑤クリップボード(セキセイ クリップファイル 発泡美人 FB-2016)
クリップボードは他の有名メーカーのものや100円ショップにもあります。しかし、セキセイのクリップボードは使い勝手が良くできてます。私も友人から勧められて買ってみました。
色は黒をお勧めします。理由は、レーザー距離計を使うときにこのクリップボードをターゲットとして使えるからです。2つ折りのため、地面に置いて立てることができます。
土地の現地調査、晴れた日に調査しましょう
土地の現地調査は、メジャーで測ったり写真を撮ったりするので、晴れた日に行います。雨天中止です。
レーザー距離計を使うときは、あまりに日差しが強いとレーザーを認識しずらいようなので、若干曇り気味の日が最適かと思います。
★関連記事★
整形地を書く時は、Steadtler(ステッドラー)の三角定規がお勧め。
相続税財産評価、土地現地調査の事前準備
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