義理チョコ禁止！毎年やってたから止められないというイミフな反論

税理士　平林夕佳

リモートワークが進んだおかげで、オフィスにはびこっていたイミフな習慣が無くなるといいなと思います。

丸の内OAZOの地下にある、15分区切りで予約できる仕事部屋。インスタント証明写真機と同じくらいの大きさです。

謎の習慣、義理チョコ

幼稚園、小学校の時は、「義理チョコ」をいくつもらうかで、男の子たちはバレンタインデーの日はソワソワしていた記憶があります。

そのため、義理チョコというのは子供たちが楽しみにしているイベントの一つという意味合いで見ていました。

バレンタインデーの時期になると、普段なかなか手に入らない高級チョコがデパートに並ぶので、

義理チョコというより「自分のためのチョコ」をご褒美で買う方が、大人の女性には多いように思います。

私もチョコが大好きで、スーパーで買える普段用チョコをよく買います。

外国の高級チョコより日本のチョコの方が口当たりが滑らかのような感じがします。

スーパーで買えるチョコでさえ、カカオにこだわったチョコが並ぶようになったので、美味しくて手頃な価格でチョコを買うことができるようになりました。

これほどチョコが大好きな私にとってイミフな習慣が「義理チョコ」です。

会社で義理チョコをもらって嬉しいか？

私だったらですけど、義理チョコもらっても嬉しくないと感じるでしょうし、むしろ迷惑と思うでしょう。

普段からお世話になっているお礼が義理チョコ？

仕事でお世話になっている上司へのお礼なら、仕事を覚えて貢献することが恩返しじゃないでしょうか？

それに、子供の頃に「理由が無いプレゼントはもらうな」と言って教育されませんでしたでしょうか？

理由が無いプレゼントに限らず、理由が無いのに食事をご馳走になることにも抵抗があります。断りずらい仕事を頼まれそうで。

まぁ、義理チョコをもらったせいで「断りずらい仕事を振られる」ということは考えにくいのですが、

見返り、お礼を用意する必要があります。余計な出費だし、面倒くさいですね。

そもそもホワイトデーでお礼を買いに行ってるのは、奥様の仕事になっている人もいます。

奥様に面倒くさい仕事をさせて、余計な出費をさせてしまい、返って申し訳ない気持ちになってしまいます。

今年から急に止められない…から、あなたは発展しない

義理チョコは子供までだろうと思っていましたが、「義理チョコ」を社内の女性社員で割り勘で買い、バレンタインデーで配るという習慣がある会社で働いたことがありました。

しかし何年か前に「義理チョコ禁止令」が出たのに義理チョコ習慣が残ったようなのです。

「今まで義理チョコを配っていたのに、今年から急に止めることはできません。」と言った方がいたようで、

私がいた部署は義理チョコの習慣が残ってしまいました。

たかが義理チョコを止めるだけ、明日までに10Kg減量するより簡単だと思います。

なのに「今までやってたものを止めることはできない」という、理由で義理チョコを配る習慣が会社に残ったようです。

今までの習慣が正しかったのか、修正すべきなのか、第三者から見ると思考停止とも言えるでしょう。

思考が停止した状態では、良いアイデアやイノベーションも生まれません。

・今までやってたから変えない方がいい
・変わることが嫌い、面倒くさい
・新しいことを始めるのに抵抗がある

では、これからの時代に生きていくのは難しいです。

今まで何も考えずに続けていた習慣で、無駄だと思ったものを止める、修正するなど、定期的に見直す意識を持ちましょう。

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