長谷川白紙のライブは、予測不能な「研究発表会」

 

by 税理士 平林夕佳

長谷川白紙は、AIからの提案

AIに音楽の好みを伝え、どんなアーティストが私にお勧めか質問したところ、長谷川白紙さんを提案されました。

実は、長谷川白紙さんの名前だけは、AIから提案される2週間前に知っていました。今年(2026年)1月4日に東京ミッドタウンに行った際、ビルボード東京をのぞいたところ、ちょうどその日が彼の公演日だったのです。

「白紙」とは珍しい名前。そのため記憶に残っていた程度で、曲はまったく知りませんでした。

AIから「まずは、The Blossom and the Thunder(蕾に雷)を聞いてみて」と提案されて聞いてみました。聞くと、その曲から「リズムがコロコロ変わって、予測できない面白さ」を感じました。

そんな対話をAIとしていた頃、長谷川白紙さんの追加公演がビルボード横浜で出たので、予約した次第です。

長谷川白紙は、視覚的にも個性が爆発

長谷川白紙さんの曲は、The First Takeのチャンネルに2曲入ってます。その2曲とは「草木」と「外」で、この2曲にはまり何度も聞きました。

初めて聞いた瞬間、「リズムはどうなってるんだろう?!」という耳からの驚き。それだけではなく、衣装がとても個性的。視覚的にも不思議さを放っており、とうとう「長谷川白紙さんは、この世に実在するのだろうか?」と、思うようになりました。

曲だけでなく、その個性的な衣装と髪型は、彼の世界観を視覚的にも表現しているように見えます。

ビルボード横浜公演の出演者ほか

出演者

当日のステージを構成したのは、以下のトリオ編成です。

・Member (billboard live 参照)
長谷川白紙(Electronics, Vocals, Piano)
細井徳太郎(Guitar)
相川瞳(Percussion)

3人ともライブで聞くのは初めてでした。

会場に入ると、ステージにはピアノ、ギター、パーカッション、さらに長谷川さんのピアノの横に、サイドテーブルが置いてありました。そのテーブルの上にはパソコンとカウベルなど、演奏のアレンジに使うであろう楽器が並びます。

私のこの日の座席は4a番。あの予測不可能な演奏をよく見てみたかったので、センター最前列の座席を確保しました。

4aから見たステージ。細井さんと長谷川さんがよく見える席でした。

限定メニュー

座席に着くと、この日だけ提供される限定メニューがありました。

カルダモンのスパイスが効いた、ローズマリーのハーブが添えられた飲み物のようでした。

グッズ販売

早めに会場に入ったので、グッズ販売があるかチェックしました。

CDではなく、LPレコードを出しているようでした。

最近、レコードの良さが見直され、あえてレコードで出版するアーティストもいます。今、流通しているのはほとんどCDですが、CDが広まってきたのは、私が高校に入学した頃です。その当時、CDで聞く音が軽く浮いて聞こえたので、今でも音はレコードの方が好きかなと思ってます。

魔法学校のTシャツがセットになって販売してました。

観客層

長谷川白紙さんのファンは、音楽好きな通の人が多いように見えました。男女比は若干男性の方が多いように見えましたが、平日の2nd ステージ 21時開演で夜遅いため、男性が多かったのかもしれません。

年齢層は、落ち着きのある音楽好きな大人が多いように感じました。

長谷川白紙 @ビルボード横浜 2026.5.1

ライブ振り返り

今回も、2曲しか聞いてない状態でライブに参加しました。ライブ中、演奏が始まった瞬間に唯一「あの曲!」と気付いたのは、草木でした。

ライブで初めて聞く曲について、SNSでは「ノリ方がわからない」という声を見掛けます。しかし、私にとって長谷川さんの曲は、初めて聞く曲かどうかなど論ずるに値しないでしょう。

つまり、ライブ当日の即興で曲の雰囲気が変わるため、何度も聞いたはずの草木でさえ、予測不能な曲になっているのです。

それはまるで、「パズルを解く」ような楽しさでした。1曲ごとに新しい問題が出題されるようで、次は何だろう?と、ワクワクするのです。

最初は、アニメのような世界観のアーティストかと思えば、ボカロ的な質感の曲を演奏したり。アニメやボカロの曲が続くと想定すると、突然ジャズの正統派のような演奏が始まる。

その振れ幅が心地よく、ジャンルの違う音楽を横断しているのに、まったく違和感のないセットリストでした。観客は、「次は、どんなお題を突き付ける曲を組んでるのだろう?」と、考えながら音楽を聞くせいか、まるで研究発表会に参加しているような好奇心で満たされました。

そして演奏は、曲のジャンルが、あっちへ行ったりこっちへ来たりしながら、MCなしでアンコールまで演奏が続きました。

アンコールはまさかの…

さて、ひととおり演奏が終わり、アンコールでは長谷川さんだけ登場。

ピアノの椅子に座り、「今日は気持ちよくて、気分がいいから」とお話しながら、ピアノを触ったりサイドテーブルのパソコンやカウベルなど楽器を触っていたので、何の楽器を演奏するのか楽しみにしてました。

すると、「実はこの1年半(1年間と言ったかもしれません)、師匠のところに修業に行ってました。アンコールで披露するのは、新曲を演奏するのが一般的かもしれませんが…」と言ったので、観客はもちろん「アンコールは新曲か?」と期待する。

ところが突然、手拍子しながら歌い始めたのは「民謡」でした。

アニメ、ボカロ、ジャズの流れで、アンコールに「民謡」を想定した人が、あの会場にいたとは思えません。観客の皆さん、驚きの表情を隠すのが大変だったのではないでしょうか。

しかし、長谷川白紙さんといえば、演奏がメインのアーティストという概念を崩すほど、民謡の歌唱も素晴らかったです。

そういえば、公演の前に、長谷川白紙さんからのメッセージを、ビルボード横浜が動画付きでポストしていました。

このメッセージどおり、予測不能な素晴らしいライブだったことは、間違いありませんでした。

それにしても、メッセージに添えた動画は、熊が2頭、じゃれ合ってる動画。熊が登場する意味を考えてしまい、メッセージが頭に入らないのですが😂

共演者、細井徳太郎と相川瞳の表現力

そして、語らずにはいられないのが共演者の表現力。長谷川白紙さんの世界観を表現するのは、難しそうに思います。

ギターの細井徳太郎さんは、エフェクターボードを繊細に操作するせいか、靴を脱いで演奏していました。繊細な音の揺らぎを作るために、足の指先まで使って微調整している姿が印象的で、ギター奏者が座って靴を脱いで演奏する姿を見たのは初めてです。

相川瞳さんのパーカッションは、長谷川さんのピアノと完全に呼吸が合っていました。ある曲では長谷川さんがカウベルを手に取り、相川さんに近づいて、2人で会話するように演奏する場面がありました。それはまるで、音で対話しているように見えました。

後日、YouTubeでThe First Takeの草木を視聴したところ、パーカッション担当が相川瞳さんでした。どうりで息が合っているはずです。

長谷川白紙は、ライブでこそ真価が発揮される

もともと私は、音楽に興味が無く、何年かに1回コンサートに行く程度。そのコンサートも、友人から招待されて行く程度です。

つまり、音楽のことはまったくの無知。今、流行りの音楽や流行など、まったく知りません。

しかし、長谷川白紙さんのライブは目から鱗の連続のため、ライブでこそ真価が発揮されるアーティストだということが、音楽に無知な私でもわかりました。

余談ですが、この日の3人の演奏に驚いたせいか、ライブメモをテーブルの上に置きっぱなしで帰宅してしまいました。

余談の余談。この公演の1週間前に、君島大空×水野蒼生 管弦楽形態 @ビルボード東京 公演がありました。

なんと、そのビルボード東京で、私の向かいに座っていた人と、私が話し掛けた人と、同じテーブルになりました。

4人のうち3人が、同じ公演に行ってた事になります。残る1人は、行きたかったけど、チケットが買えなかっただけだったので、君島大空ファンと長谷川白紙ファンの音楽の好みは、似ているのかもしれません。

★★★

税理士 平林夕佳へのお問い合わせは こちら
税理士報酬について、料金表は こちら

プロフィール
相続など資産税中心にご依頼を受けてます。
Youtubeにて相続や税金を発信する傍ら、
日常の「たび・趣味」アカウントも更新中。

▼YouTube
相続税・資産税チャンネル
おしゃべりの旅・趣味チャンネル
Facebook
Instagram
★★★

\ 最新情報をチェック /