重要な話、どうしても伝えたい内容は、全体の1割以下にする
税理士 平林夕佳
スピーチや会話の中で、重要な話や本当に伝えたいことは1割以下にすると、丁度良いのかと思いました。
豊川稲荷東京別院と鹿島建設本社の間にある九郎九坂。
全部話そうとすると、結局何が言いたいのかわからない
スピーチや講演会だけでなく、朝礼などで、人前で話すという習慣がある方は少なくないと思います。
以前、勤務していた職場では、朝礼の時間に、最近思うことや気付いたことを話す時間が割り当てられていました。
伝えたいことがたくさんあって、つい、あれも、これもと全部言いたくなってしまうのですが、
聞いている側は、あれもこれも、最初から最後まで集中して話を聞いていると、いったい何が本当に重要な、話者が言いたいことなのかがぼやけてしまいます。
結局、長いスピーチの中で、話者が言いたいこと、伝えたいことが全く伝わらずにスピーチが終わるということがあります。
短いスピーチに限らず、講演会を聞いたときでも、同じような経験があります。
講演会でも、あれもこれも伝えたいと最初から最後まで「全部重要」という勢いで話をされると、聞き手には何が重要なのか伝わっていないことがあります。
これだけは伝えたい一言を意識する
会社を興して成功したり、何かを成し遂げた方のお話は、聞いていてとてもためになる話が多いです。
お話を意識して聞いていると、言いたいことは1つで、その1つのことを言うために、お散歩のような、遊びの話で盛り上げていることがあります。
お散歩のように、聞き流せる話で回りを固め、聞き手側の意識がだんだん集中してきたところで
「ここだ!」という時に、水戸黄門が印籠を出すように「金言」を伝えています。
聞く側としても、何が重要なのか、話者が何を言いたいのか、わかりやすい講演になります。
仕事の指示や井戸端会議でも、言いたいことを1割以下で
仕事の指示でも、伝達がうまい上司はダラダラと指示を出しません。
また、友達同士の井戸端会議でも、話が面白い人の話は要点がはっきりしている方が多いです。
全部重要だからと、最初から最後まで、同じテンションで話をしている方は、
まず最優先で言いたいことを考えてから相手に伝えると、聞く側に対してわかりやすく理解しやすい伝わり方になります。
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