ブルガリ カレイドス展 @国立新美術館

by 税理士 平林夕佳

国立新美術館で開催、BVLGARI Kaleidos 展

ブランド品は買えませんが、作品を見るのは大好き。

デザイナーがブランドの伝統や時代背景を作品に反映させるので、その時の流行やその当時の世論を知ることができます。

今回は一流ブランドである、ブルガリの展示を見学しました。

ブルガリはジュエリーで有名なブランド。普段、宝石店に入ることも無いので、展示会は貴重な体験です。

 

国立新美術館へは、メトロ千代田線乃木坂駅出口と直結しています。地上に出るとすぐ、チケットの券売所がありました。

 

国立新美術館の中でいくつかブースが分かれており、同時に複数の展示会が開催されていました。

ブルガリ カレイドス展は「2E」での開催でした。

 

「2E」の「2」は、2階の意味のようです。

そして、入口で入場までに並ぶかと思いきや、並ぶことなく入場できたのが驚きでした。

しかも、意外にも人が空いており、1つ1つの展示をじっくり見学することができました。

何はともあれ、入場予約せずに行ったもののすぐに入場でき、ゆっくり見学できたのが良かったです。

ブルガリカレイドス展は写真撮影が許可されていた

さらに今回驚いたのは、展示物のすべてを写真撮影できたことです。

ただし、フラッシュと動画撮影は禁止されていました。

なるべく目に焼き付けようと思いましたが、ブログに掲載したり、後でもう一度見たくなるので何枚か撮影しました。

 

入場して最初に展示されていた、富士山と松をデザインしたブローチ。

このブローチは、1970年に来日した創業家3代目によって、1972年に発表されたようです ( 「世界に誇る日本の象徴、日本最高峰の壮麗な富士山が煌めく日本限定 「マウント・フジ ブローチ」が誕生」, PR Times 2021年8月19日 ) 。

遠近法を取り入れることで立体的に見え、素敵なブローチでした。

そして、さらに会場の中に進むと、初めて見る大きさの宝石をいくつも目にしました。

 

 

1粒が大きすぎるサファイアやエメラルド。

1粒がこれだけ大きい宝石を見つけること自体が難しいのに、複数個集めること自体が奇跡。

本当に、ネックレスやイヤリングのデザインをしたはいいけど、作品にするためには十分な大きさの石を探さなくてはなりません。それを考えると、気が遠くなる作業です。

 

ダイヤモンドのような輝きはありませんが、きれいな空の色をしたターコイズ。

 

自然に存在するもののデザイン。ブルガリのジュエリー

ブルガリの作品は、自然に存在する花や生き物のデザインが多かったです。

ダイヤモンドで作ったお花。

 

たくさんのお魚で埋めつくされたデザイン。

魚が群れで泳いでいるように見えます。
このように、花などの植物をデザインした作品だけでなく、魚やヘビなど生き物をデザインしたジュエリーもありました。

生き物だと、写真のように魚をデザインした作品をいくつか見ました。その他、ヘビをデザインしたブレスレットの展示もありました。ヘビのブレスレットは、デザインが好みに合わず、写真撮影を忘れました。

 

上の2つは、いろんな色の宝石を使ったデザインのネックレス。複数の色を入れているのにゴチャゴチャしておらず、素敵な仕上がりです。

 

帰りにロボット型の自動巡回警備が館内を見回ってました。

初めて見ました。

まとめ

ブルガリ カレイドス展では、自然界に存在したことが奇跡と思えるような、大粒の宝石を見ることができて貴重な体験になりました。

それだけではなく、宝石には、いろんな色の石があることに驚きました。

普段、宝石と聞くとダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドくらいしか思い浮かびませんが、その何倍もの種類の宝石が自然に存在していることに気付きました。

そして、色や種類が異なる宝石を組み合わせると、また違った印象の作品になることがわかり、面白かったです。

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