大掃除は暖かい今のうちに。部屋の片づけと同時に障子紙を張り替え
税理士 平林夕佳
年末にやる大掃除は寒くてつらいので、大掃除は春先か秋に取り掛かるようにしてます。
大掃除、寒い年末より秋に取り掛かるのがおすすめ
今年の夏は節電対策を意識して、夜間はクーラーに頼らず窓を開けて寝ていました。
窓を開けて寝るときの注意点は突然の雨です。
風が強いと雨粒が部屋に入り込み、障子紙が雨でぐちゃぐちゃになってしまうのです。
今年の夏、夜中に突然雨が降り、障子紙に雨が当たってしまいました。雨が障子紙に当たったことで、黄色く変色したり破けてしまったのです。
ところで、障子紙の張り替えといえば年末の大掃除の時期に取り掛かるのが一般的でしょう。
しかし年末の大掃除は寒く、水洗いしたものが乾燥しずらいため、秋に取り掛かるのが良いようです。
私は暖かくて空気が乾燥し始める10月に、大掃除に取り掛かるようにしています。
今回は、大掃除のついでに障子紙を張り替えることにしました。
大掃除、障子紙の張り替えもいっしょに
障子に障子紙を張るのは、おそらく職人技の域になるかと思います。
障子紙を張る際、しわが入らないように障子紙を張るには技術が必要とされます。
障子紙の張り替えで有名なのは、東大襖クラブでしょう。昔、東京大学の学生がお小遣い稼ぎで障子や襖(ふすま)の張り替えを請け負っていたようです。
それが今でも続いており、ホームページから依頼をすることができるようです。
私の場合、1日で障子紙を張り替えないと部屋にいても落ち着きません。
そのため、自分で障子紙の張り替えを試してみようと思いました。
障子紙の張り替えは初めての挑戦であるものの、生前は祖母が障子紙の張り替えをやっていました。
見よう見まねで何とかなりそう、そう思い自分で障子紙の張り替えをしてみることにしました。
大掃除、障子紙はホームセンターで入手
まず近所にあるホームセンターで障子紙を物色。
障子紙は障子の桟(さん)の幅に合わせた、障子紙の幅の短いものだと初心者には張りやすいでしょう。
しかし、桟に障子紙を重ねて張ることから桟の部分に障子紙が重なるため、外観が残念になってしまいます。
外から障子をきれいに見せるには、1枚の大判の障子紙を使いましょう。
1枚の障子紙を張るため桟に継ぎ目が無い障子が完成します。
ポイントは、2人で作業をすることです。
1人で作業すると障子紙が曲がってしまい、きれいに張るのは難しくなります。
今回、家に幅の狭い障子紙が無かったため、1枚の障子紙を使うことにしました。
手順は、まず古い障子紙を障子から剝がします。
障子に水を掛け、障子に張り付けた障子紙の糊を溶かます。
障子紙の強度は意外と強く、水を掛けただけで原型が崩れるということはありません。紙の繊維がしっかり絡まっているせいか、水を掛けても障子紙の原型を崩すことなくふやけていきます。
しばらくすると、糊が溶けて障子紙が浮き上がってきたため、ゆっくりと障子紙を剥がします。この時、障子紙の強度が強いため、障子紙に水をしっかり含ませておけば、古い障子紙はきれいに手で剥がすことができました。
障子紙を剥がしたら障子に付いている糊を洗い流し、障子を干して乾燥させます。
障子が乾燥したら桟に糊を塗り、障子紙を張ります。
今回、1枚の障子紙を張り付ける際、ミスが起こりました。
いったん剥がして張り直したため、糊が室内から見えてしまっています。
1人できれいに障子紙を張るのは職人技です。幅の狭い障子紙から始めましょう。
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